バリエーション
「様々なバリエーション」などのように使う「バリエーション」という言葉。
「バリエーション」は、英語で「variation」と読みます。
「バリエーション」とは、どのような意味の言葉でしょうか?
この記事では「バリエーション」の意味や使い方について、小説などの用例を紹介して、わかりやすく解説していきます。
バリエーションの意味
「バリエーション」には次の意味があります。
・ 物事の変化。また、物の変型・変種など。(出典:デジタル大辞泉)
基本の形から少しだけ変化したものを意味する言葉です。
音楽用語で「変奏曲」を意味することもあります。
小説などでの具体的な使い方・例文は下記の通り。
使い方・例文
・その現代的なバリエーションで、私のよりましなのを考えてみて下さい。
(出典:星新一『あれこれ好奇心』)
・これをふまえたバリエーションが、日本作家によっていくつか書かれた。
(出典:星新一『きまぐれ遊歩道』)
・他にもいくつかバリエーションはあるけど、大筋は似たようなものです。
(出典:牧野修『スイート・リトル・ベイビー』)
・円月刀の上段中攻撃から始まる技には二つのバリエーションが存在する。
(出典:九里史生『SAO-Web-1』)
・白から黒までのあらゆるバリエーションのどの音階を自分がもって居るか。
(出典:宮本百合子『日記』)
・しかしこれだけバリエーションのあるハッキングを行うほどではない。
(出典:葉山透『9S<ナインエス> 第1巻』)
・たった一つのお話をもとにして、いくつものバリエーションを考えた。
(出典:阿刀田高『空想列車(上)』)
・この感性のバリエーションとして、壺や怒っている女優は在るのである。
(出典:姫野カオルコ『ほんとに「いい」と思ってる?』)