眉毛
「眉毛を整える」などのように使う「眉毛」という言葉。
「眉毛」は、音読みで「まゆげ」と読みます。
「眉毛」とは、どのような意味の言葉でしょうか？
この記事では「眉毛」の意味や使い方や類語について、小説などの用例を紹介しながら、わかりやすく解説していきます。
眉毛の意味
「眉毛」には次の意味があります。
・まゆ。また、そこに生えている毛。まみげ。（出典：デジタル大辞泉）
目のすぐ上に横に並んで生えている毛をいいます。
「眉」は「まのうへ（目の上）」が語源とされています
小説などでの具体的な使い方・例文や類語は下記の通り。
使い方・例文
・確かに、右の眉毛が真ん中で切れかかっていたし、白い毛も生えていた。
（出典：佐竹一彦『ショカツ』）
・もっとも、うちひとりの表情は眉毛も鼻もないせいでよくわからない。
（出典：菊地秀行『魔界都市〈新宿〉』）
・広く見える額には眉毛がなくて、突然眼の窪が薄黒い洞穴になっていた。
（出典：江戸川乱歩『江戸川乱歩全短編3 怪奇幻想』）
・砂色の眉毛とほとんど白く見えるまつ毛とが、そのことを物語っている。
（出典：アイリッシュ／砧一郎訳『暁の死線』）
・どういうつもりなのか眉毛も落としてひどくのっぺりとした顔になっている。
（出典：宇江佐真理『髪結い伊三次捕物余話 幻の声』）
類語
・眉宇（びう）
意味：まゆのあたり。まゆ。（出典：精選版 日本国語大辞典）
・眉（まゆ）
意味：まぶたの上部、眼窩の上縁部にあたる所に弓状にはえている毛。まよ。まゆげ。（出典：精選版 日本国語大辞典）
・体毛（たいもう）
意味：動物体の表皮に生えている毛。特に、頭髪、眉毛、腋毛(わきげ)、陰毛、鬚髯(しゅぜん)などを除く、人間の体表に分布する毛。（出典：精選版 日本国語大辞典）
・睫毛（しょうもう）
意味：まぶたの縁に並んで生えている毛。まつげ。（出典：精選版 日本国語大辞典）
・眉根（まゆね）
意味：眉の根もと。眉毛の内側の方。まよね。（出典：デジタル大辞泉）
