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ブルジョアジーとは?意味、類語、使い方・例文をわかりやすく解説

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ブルジョアジー

「ブルジョアジーの特権」などのように使う「ブルジョアジー」という言葉。

フランス語では「bourgeoisie」と表記します。

「ブルジョアジー」とは、どのような意味の言葉でしょうか?

この記事では「ブルジョアジー」の意味や使い方や類語について、小説などの用例を紹介しながら、わかりやすく解説していきます。

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ブルジョアジーの意味

「ブルジョアジー」には次の意味があります。

階級としてのブルジョアをさす語。市民階級。有産階級。現在では資本家階級と同義。(出典:デジタル大辞泉)

分かりやすく言えば、富裕層のことです。
「ブルジョアジー」の対義語は、プロレタリアートです。

具体的な使い方・例文や類語は下記の通り。

使い方・例文

・処が之は今日ではもはや単なるブルジョアジーの精神などではない。
(出典:戸坂潤『技術的精神とは何か』)

ブルジョアジーは歴史上において、最も革命的な任務を果たしたものである。
(出典:マルクス・カール・ハインリッヒ『共産党宣言』)

・勃興期のブルジョアジーは、一つの階級でなくて人類を代表していた。
(出典:平林初之輔『政治的価値と芸術的価値』)

・そこでは資本家乃至金融ブルジョアジーさえ直接には顔を出していない。
(出典:戸坂潤『世界の一環としての日本』)

ブルジョアジーのあいだでは許されなかったいろいろの行為が、貴族階級のあいだでは許されていた。
(出典:ラッセル/日高一輝訳『幸福の獲得について』)

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類語

中産階級ちゅうさんかいきゅう
意味:資本主義社会における資本家階級と労働者階級の中間に存在するさまざまな中間的社会層。(出典:精選版 日本国語大辞典)

小市民しょうしみん
意味: 資本家と労働者の中間に属する人。意識面では資本家に近いが、経済的には労働者の生活に近い。 (出典:精選版 日本国語大辞典)

市民階級しみんかいきゅう
意味:(bourgeoisie の訳語) 政治的には近代民主主義の理念をかかげて封建体制を打破し、経済的には産業革命を遂行して近代資本主義経済体制を確立した人々の総称。(出典:精選版 日本国語大辞典)

中間層ちゅうかんそう
意味:社会成層の資本家階級と労働者階級との中間に位置する階層。農民・中小企業主などの旧中間層と技術者・管理職などの新中間層とがある。(出典:デジタル大辞泉)

中流階級ちゅうりゅうかいきゅう
意味:中程度の社会的地位や経済力などのある階級。(出典:精選版 日本国語大辞典)

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