降臨
「救世主の降臨」などのように使う「降臨」という言葉。
「降臨」は、音読みで「こうりん」と読みます。
「降臨」とは、どのような意味の言葉でしょうか?
この記事では「降臨」の意味や使い方や類語について、小説などの用例を紹介しながら、わかりやすく解説していきます。
降臨の意味
「降臨」には次の意味があります。
・天上に住むとされる神仏が地上に来臨すること。(出典:デジタル大辞泉)
「降臨」をわかりやすく言うと「神や仏などが人間の世界に現れること。」という意味になります。
具体的な使い方・例文や類語は下記の通り。
使い方・例文
・最高位の司祭は、自らの肉体に神を降臨させることで、神の力を発動させる。
(出典:水野良『ロードス島伝説 太陽の王子、月の姫』)
・やっぱりお姉ちゃんは地上に降臨した女神様だったんだね・・・。
(出典:平坂読『ラノベ部 第3巻』)
・神がいつ降臨されるのかは誰も知りません。例えるなら、泥棒がいつ訪れるのかわからないように。
(出典:竜騎士07『ひぐらしのなく頃に 7 皆殺し編TIPS』)
・彼女こそこの世に降臨した大地母神であると考えている者もいる。
(出典:水野良『ロードス島戦記 6 ロードスの聖騎士(上)』)
・そう、彼こそは洋の東西を問わず闘神として駆け、降臨した稀なる闘神なのだと。
(出典:丈月城『カンピオーネ! 3 はじまりの物語』)
類語
・顕現(けんげん)
意味:明らかに姿を現わすこと。また、その現われ。(出典:精選版 日本国語大辞典)
・顕著(けんちょ)
意味:際立って目につくさま。著しいさま。けんじゃく。(出典:精選版 日本国語大辞典)
・登場(とうじょう)
意味:世間に現れ出ること。(出典:デジタル大辞泉)
・再臨(さいりん)
意味:イエスキリストが再びこの世に現われること。(出典:精選版 日本国語大辞典)
・信仰(しんこう)
意味:神仏などを信じてあがめること。(出典:デジタル大辞泉)