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信仰とは?意味、類語、使い方・例文をわかりやすく解説

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信仰

「ブランド信仰」などのように使う「信仰」という言葉。

「信仰」は、音読みで「しんこう」と読みます。

「信仰」とは、どのような意味の言葉でしょうか?

この記事では「信仰」の意味や使い方や類語について、小説などの用例を紹介しながら、わかりやすく解説していきます。

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信仰の意味

「信仰」には次の二つの意味があります。

1 神仏などを信じ崇あがめること。
2 人を信じうやまうこと。(出典:大辞林 第三版)

それぞれの意味、使い方、類語については下記の通りです。

信仰の意味①「神仏などを信じ崇あがめること。」

「信仰」の一つ目の意味は「神仏などを信じ崇あがめること。」です。

経験や知識を超えた存在を信頼し、自己をゆだねる自覚的な態度をさします。

小説などでの具体的な使い方・例文や類語は下記の通り。

使い方・例文

・また信仰的にも学術的にも相当仏教のことを知っておらなければならぬ。
(出典:高楠順次郎『東洋文化史における仏教の地位』)

・私はキリストの信仰がどんな風にして彼女を動かして来たものかを知らない。
(出典:倉田百三『光り合ういのち』)

・宗教的な信仰の形式によつて死ぬるのは、親も止めることは出来ません。
(出典:折口信夫『真間・蘆屋の昔がたり』)

・神や悪魔に対する信仰はその宗教的性質が生み出す一種の感じです。
(出典:長与善郎『青銅の基督』)

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類語

信教(しんきょう)
意味:宗教を信じること。(出典:デジタル大辞泉)

信心(しんじん)
意味:神仏を信仰する心。また、加護や救済を信じて、神仏に祈ること。(出典:デジタル大辞泉)

信奉(しんぽう)
意味:特定の宗教や思想などを最上のものと信じて尊び、それに従うこと。(出典:大辞林 第三版)

信仰の意味②「人を信じうやまうこと。」

「信仰」の2つ目の意味は「人を信じうやまうこと。」です。

特定の対象を絶対のものと信じて疑わないことをさします。

小説などでの具体的な使い方・例文や類語は下記の通り。

使い方・例文

・社会主義の信仰は彼自身にとっては一種の国家的宗教だった。
(出典:ロラン・ロマン『ジャン・クリストフ』)

・家康はその正義を信仰し、その父を心中ひそかに英雄化してはぐくんだ。
(出典:坂口安吾『家康』)

・そして今の私の見るところでは叔父は他力信仰の典型的な受持者であった。
(出典:倉田百三『光り合ういのち』)

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類語

信条(しんじょう)
意味:堅く信じていることがら。(出典:大辞林 第三版)

崇める(あがめる)
意味:きわめて尊いものとして敬う。(出典:デジタル大辞泉)

瞻仰(せんぎょう)
意味:敬い慕うこと。(出典:大辞林 第三版)

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