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綺麗事とは?意味、類語、使い方・例文をわかりやすく解説

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綺麗事

「綺麗事を言う」などのように使う「綺麗事」という言葉。

「綺麗事」は、音読みで「きれいごと」と読みます。

「綺麗事」とは、どのような意味の言葉でしょうか?

この記事では「綺麗事」の意味や使い方や類語について、小説などの用例を紹介しながら、わかりやすく解説していきます。

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綺麗事の意味

「綺麗事」には次の意味があります。

実情にそぐわない、体裁ばかりを整えた事柄。(出典:デジタル大辞泉)

綺麗事は表面だけを立派に取り繕うという意味。また体裁ばかりで現実味がないといった意味も含まれます。立派な考えは理想的ではあるけれど実現は難しいときに綺麗事は使われています。

具体的な使い方・例文や類語は下記の通り。

使い方・例文

綺麗事を言っていては組織の中を生きられない。
(出典:横山秀夫『クライマーズ・ハイ』)

・もっともらしい綺麗事の説教を重ねてくれたほうがよかった。
(出典:有川浩『空の中』)

綺麗事は充分に理解している、その上でなお、自分は鬼となってでも娘を守りたいという強い決意。
(出典:竜騎士07『うみねこのなく頃に Episode 1 – The Legend of the Golden Witch [A3879D13]』)

・こんな綺麗ごとではないと思わずにいられまい。
(出典:宮本百合子『若き世代への恋愛論』)

・そんな綺麗事、誰だってどこかで聞いたことがある。
(出典:竜騎士07『ひぐらしのなく頃に 7 皆殺し編』)

類語

美辞麗句(びじれいく)
意味:美しいことばで飾った耳ざわりのよい文句。(出典:精選版 日本国語大辞典)

虚飾(きょしょく)
意味:実質を伴わない外見だけの飾り。(出典:デジタル大辞泉)

心にもない(こころにもない)
意味:身に覚えがない。思いもよらない。不本意だ。(出典:精選版 日本国語大辞典)

体裁(ていさい)
意味:外から見た感じ・ようす。外見。外観。(出典:デジタル大辞泉)

上辺(うわべ)
意味:内実とは違った見かけ上の様子や事情。(出典: 精選版 日本国語大辞典 )

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