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絶対零度とは?意味、類語、使い方・例文をわかりやすく解説

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絶対零度

「絶対零度への到達は不可能」などのように使う「絶対零度」という言葉。

「絶対零度」は、音読みで「ぜったいれいど」と読みます。

「絶対零度」とは、どのような意味の言葉でしょうか?

この記事では「絶対零度」の意味や使い方や類語について、小説などの用例を紹介しながら、わかりやすく解説していきます。

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絶対零度の意味

「絶対零度」には次の意味があります。

絶対温度の零度。セ氏マイナス273.15度で、これ以下の温度はないとされ、熱力学第三法則によれば到達不可能。(出典:デジタル大辞泉)

原子が動かなくなる最も低い温度を意味します。

小説などでの具体的な使い方・例文や類語は下記の通り。

使い方・例文

・超伝導にしても超流動にしても絶対零度近くではじめて出てくる性質だ。
(出典:片山泰久『量子力学の世界』)

・超C推進ユニットは、まず絶対零度近くまで過冷却しなければならない。
(出典:ジェイムズ・ティプトリー・ジュニア『たったひとつの冴えたやりかた(ハヤカワ文庫SF)』)

絶対零度の凍気が舞まい降りて、空気の動きを止めたようにニーナには見えた。
(出典:雨木シュウスケ『鋼殻のレギオス1』)

・氷のように冷たい死体の唇に、同じく絶対零度の薔薇色が重なった。
(出典:水戸泉『ヴァンパイア・プリンセス』)

・正気の絶対零度以下一万度ぐらいも、慎重を期したといわれても仕方がない。
(出典:E・E・スミス/川口正吉訳『スカイラーク3』)

類語

温度(おんど)
意味:冷温の度合を表わす語。また、その度合。温度の高低を測る尺度に摂氏、華氏、絶対温度などがある。欧米では日常生活には華氏目盛が、科学用には摂氏目盛が用いられているが、日本では摂氏目盛のみが用いられる。(出典:精選版 日本国語大辞典)

実行温度(じっこうおんど)
意味:人間の感じる寒暖の程度は気温だけでなく、湿度や風速、放射などが関係するので、これらの効果も総合し考え出された体感に合う指標。実感温度。(出典:精選版 日本国語大辞典)

体感温度(たいかんおんど)
意味:からだに感じる暑さ・寒さなどの度合いを数量で表したもの。気温のほか風速・湿度・日射なども関係する。実効温度・不快指数などがある。(出典:デジタル大辞泉)

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