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威風堂々とは?意味、類語、使い方・例文をわかりやすく解説

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威風堂々

「威風堂々とした姿」などのように使う「威風堂々」という言葉。

「威風堂々」は、「いふうどうどう」と読みます。

「威風堂々」とは、どのような意味の言葉でしょうか?

この記事では「威風堂々」の意味や使い方や類語について、小説などの用例を紹介しながら、わかりやすく解説していきます。

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威風堂々の意味

「威風堂々」には次の意味があります。

威厳があり堂々として立派なさま。(出典:大辞林 第三版)

「威風」と「堂々」は、どちらも「りっぱで威厳のある様子」を意味する二字熟語であり、「威風堂々」は同じ意味の言葉を重ねて意味を強めた四字熟語です。
「威風堂々」は「威風堂堂」とも書きます。

小説などでの具体的な使い方・例文や類語は下記の通り。

使い方・例文

・走行時の姿は威風堂々として、何物も寄せ付けない威圧感があった。
(出典:池上司『八月十五日の開戦』)

・鉄筋三階建ての堅牢な建物で、見るからに威風堂々としていた。 
(出典:上西晴治『十勝平野(下)』)

・その惑星は宇宙船の下で荘厳にゆっくりと回転してゆき、その表面は威風堂々と彼らに近づいてきた。
(出典:クラーク『都市と星』)

・そして大小の刀を差すと、敷石の上を威風堂々、門に向かって歩き出すのでした。
(出典:浅田次郎『壬生義士伝 下』)

・信長の本軍が威風堂々と岐阜を出て行ったときには、すでに信長は居館の中にも、岐阜のどこにもいない。
(出典:池波正太郎『蝶の戦記 下』)

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類語

・ 威圧感がある(いあつかんがある)
意味:威圧されるような感覚、圧倒されるような感覚のこと。(出典:実用日本語表現辞典)

・ 風格のある(ふうかくのある)
意味:その人に、品格や独特のおもむきが感じられるさまを意味する表現。(出典:実用日本語表現辞典)

存在感(そんざいかん)
意味:その独特の持ち味によって、その人が紛れもなくそこにいると思わせる感じ。 (出典:大辞林 第三版)

貫禄(かんろく)
意味:身に備わっている堂々とした威厳。身体・人格などから感じられる人間的重々しさ。 (出典:大辞林 第三版)

畏怖(いふ)
意味:偉大な人に対して畏まって敬うことなどを意味する言葉。(出典:実用日本語表現辞典)

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