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千鳥格子とは?意味、類語、使い方・例文をわかりやすく解説

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千鳥格子

「千鳥格子のデザインを取り入れている」などのように使う「千鳥格子」という言葉。

「千鳥格子」は、音読みで「ちどりごうし」と読みます。

「千鳥格子」とは、どのような意味の言葉でしょうか?

この記事では「千鳥格子」の意味や使い方や類語について、小説などの用例を紹介しながら、わかりやすく解説していきます。

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千鳥格子の意味

「千鳥格子」には次の意味があります。

格子模様の一種。飛んでいる千鳥に似た形をつなげたもの。(出典:精選版 日本国語大辞典)

英語ではシェパード・チェックshepherd check、ハウンド・トゥース・チェックhound tooth check、スター・チェックstar checkなどと称されています。

小説などでの具体的な使い方・例文や類語は下記の通り。

使い方・例文

・雪の照り返しの眩しさに、涼之助は千鳥格子の帽子を目深にかぶり直した。
(出典:坂東眞砂子『山妣』)

千鳥格子柄のスーツ、これまで男性用として使用されてきたこの柄は、初めて Dior が女性のモードとして応用したもの。
(出典:嶽本野ばら『それいぬ 正しい乙女になるために』)

・このシステムなら、日本のように花柄のカップと千鳥格子の皿、などという不釣り合いも避けられるし、当人の趣味に合ったものだから、棚の奥に箱のまま放置されるなどということもない。
(出典:藤原和博『自分「プレゼン」術』)

・グリーンと黒の千鳥格子のスーツを着た美穂子が、長い髪をなびかせて歩道橋を渡ってきたのは、それから五分と経たないうちだった。
(出典:津村秀介『寝台急行銀河の殺意』)

・いつものピンクの縁のサングラスをかけ、黒いワンピースの上にモノトーンの千鳥格子のジャケットを着ていた。
(出典:深谷忠記『津軽海峡+-の交叉』)

類語

市松模様(いちまつもよう)
意味:地紋の一種。黒と白を交互に並べた碁盤目の模様。最近は、色物や長方形のものなどもいう。(出典:精選版 日本国語大辞典)

格子柄(こうしがら)
意味:チェック checkともいう。縦縞と横縞を組合せた縞模様。幾何学模様の基本模様の一つ。織組織や色、材料、縞幅、縞の間隔などにより各種の模様が構成される。(出典:ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典)

牡丹に唐獅子(ぼたんにからじし)
意味:牡丹に獅子を配した図柄。また、取り合わせのよいもののたとえ。(出典:デジタル大辞泉)

絵羽模様(えばもよう)
意味:和服で、みごろ、そで、えり、まちなどの各部分に模様が連続し、全体で一つの絵になるように図案化されたもの。(出典:精選版 日本国語大辞典)

ギンガム(gingham)
意味:格子縞模様、または碁盤型に太糸で縦横格子を入れた西洋風の平織木綿。婦人服、子供服などに用いる。(出典:精選版 日本国語大辞典)

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