突撃
「敵の本拠地へ突撃した」などのように使う「突撃」という言葉。
「突撃」は、音読みで「とつげき」と読みます。
「突撃」とは、どのような意味の言葉でしょうか?
この記事では「突撃」の意味や使い方や類語について、小説などの用例を紹介しながら、わかりやすく解説していきます。
突撃の意味
「突撃」には次の意味があります。
・敵陣めがけて、勢いよく突っこんでいくこと。(出典:デジタル大辞泉)
「突撃」をわかりやすく言うと「相手に向かって突っ込むこと」という意味になります。
小説などでの具体的な使い方・例文や類語は下記の通り。
使い方・例文
・左翼に向かって突撃を開始していた聖騎士隊の勢いが急に止まったのだ。
(出典:水野良『ロードス島戦記 5 王たちの聖戦』)
・最後に突撃したお宅だけは、奥さんが、ちゃんと応対に出てきてくれた。
(出典:桂米助『ごはん』)
・さきほどの突撃、あれは息こそ切れたものの、なにか爽快な気分もした。
(出典:北杜夫『楡家の人びと (下)』)
・どうやら彼は、強行突撃によって彼女を奪取しようとでも思ったらしい。
(出典:ゴーゴリ/工藤精一郎訳『死せる魂』)
・そういう突撃取材で、彼女は、それまでも名を挙げてきたのだという。
(出典:川島誠『ロッカーズ』)
類語
・猛攻(もうこう)
意味:激しく攻め立てること。猛撃。(出典:デジタル大辞泉)
・奇襲(きしゅう)
意味:思いがけない方法を用い、あるいは、不意をついて敵を襲撃すること。不意打ち。(出典:精選版 日本国語大辞典)
・侵攻(しんこう)
意味:他国や他の領地に攻め込むこと。(出典:デジタル大辞泉)
・征伐(せいばつ)
意味:罪ある者や反逆する者を攻め討つこと。征討。討伐。退治。(出典:精選版 日本国語大辞典)
・迫撃(はくげき)
意味:目標に接近して撃つこと。(出典:デジタル大辞泉)