潰しがきく
「彼はこの仕事をやめても潰しがきくから大丈夫だ」などのように使う「潰しがきく」という言葉。
「潰しがきく」は、訓読みで「つぶしがきく」と読みます。
「潰しがきく」とは、どのような意味の言葉でしょうか?
この記事では「潰しがきく」の意味や使い方や類語について、小説などの用例を紹介して、わかりやすく解説していきます。
潰しがきくの意味
「潰しがきく」には次の意味があります。
・それまでの仕事をやめても、他の仕事ができる能力がある。(出典:デジタル大辞泉)
「潰しがきく」は「金属製品は、溶かして別の物にすることができるところから」このように使われるようになりました。
小説などでの具体的な使い方や類語は下記の通り。
使い方・例文
・自分の子供を潰しがきくような職に就けたいのだ。
・彼女はレストランで調理を担当しており、他の飲食業でもやっていける潰しがきく職に就いているとも言える。
・自分はあまりにも今の仕事に熱中しており、潰しがきかない自覚がある。
類語
・得手(えて)
意味:巧みで、得意とすること。最も得意とするところ。えて物。えて吉。(出典:デジタル大辞泉)
・特技(とくぎ)
意味:特別の技能。(出典:デジタル大辞泉)
・専売特許(せんばいとっきょ)
意味:その人だけが得意とする技術・方法など。特技。おはこ。(出典:デジタル大辞泉)
・敏腕(びんわん)
意味:物事を正確にすばやく処理する手腕のあること。また、そのさま。うできき。(出典:デジタル大辞泉)
・腕利き(うできき)
意味:技能がすぐれていること。また、その人。うでこき。うでっこき。(出典:デジタル大辞泉)