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標的とは?意味、類語、使い方・例文をわかりやすく解説

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標的

「敵の標的になる」などのように使う「標的」という言葉。

「標的」は、音読みで「ひょうてき」と読みます。

「標的」とは、どのような意味の言葉でしょうか?

この記事では「標的」の意味や使い方や類語について、小説などの用例を紹介しながら、わかりやすく解説していきます。

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標的の意味

「標的」には次の二つの意味があります。

1 弓や銃などのまと。また、目的物をしめすめじるし。
2 攻撃の目標。まと。また、比喩的にも用いる。(出典:精選版 日本国語大辞典)

それぞれの意味、使い方、類語については下記の通りです。

標的の意味①「弓や銃などのまと。また、目的物をしめすめじるし。」

「標的」の一つ目の意味は「弓や銃などのまと。また、目的物をしめすめじるし。」です。

「標的に照準を合わせる」などのような場合は、この意味です。

具体的な使い方・例文や類語は下記の通り。

使い方・例文

・その壁四面の内、三面と天井に開いた無数の穴から次々と標的が現れる。
(出典:佐島勤『魔法科高校の劣等生 6 横浜騒乱編 <上>』)

・森の中に千の銃があるとすれば、彼はまさしくその標的になっていた。
(出典:ユゴー/榊原晃三訳『九十三年』)

・これからこれで射つかも知れない標的は自分自身の生命の一部なのだ。
(出典:J・ブリッシュ『スター・トレックTV版(全12巻) 8 パイリスの魔術師』)

・廊下と居間のさかいに標的を床に立てて、すわっていた椅子にもどった。
(出典:フレドリック・ブラウン『73光年の妖怪』)

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類語

ターゲット
意味:標的。まと。また、販売などの対象。(出典:精選版 日本国語大辞典)

的(まと)
意味:弓・鉄砲などの発射練習をする時、目標とするもの。主として板・紙・布・革などでつくり、種々の形がある。ふつう、黒でまるく描き、中央に黒圏がある。(出典:日本大百科全書)

目印(めじるし)
意味:目標となる物。(出典:デジタル大辞泉)

目星(めぼし)
意味:目あて。目印。見当。また、こうだろうという見込み。(出典:精選版 日本国語大辞典)

標的の意味②「攻撃の目標。まと。また、比喩的にも用いる。」

「標的」の二つ目の意味は「攻撃の目標。まと。また、比喩的にも用いる。」です。

「イジメの標的になる」などの場合は、この意味です。

具体的な使い方・例文や類語は下記の通り。

使い方・例文

・それは五月さんにとって、目の前に現われた生きた標的になり得るのだ。
(出典:曾野綾子『太郎物語』)

標的が消えた後、行き場を失った怒りが別の場所へ向けられる可能性は?
(出典:鎌池和馬『とある魔術の禁書目録 第15巻』)

・静かに確実に標的を暗殺するには、やはり刀による斬殺に限るのである。
(出典:舞阪洸『サムライガード』)

・それはカリストを標的とするものだったが、ここで使ってもいいわけだった。
(出典:アーサー・C・クラーク『宇宙の旅〈オデッセイ〉シリーズ(全4巻) 3 2061年宇宙の旅』)

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類語

対象(たいしょう)
意味:行為の目標となるもの。めあて。(出典:デジタル大辞泉)

目標(もくひょう)
意味:ある物事をなし遂げたり、ある地点まで行きついたりするための目印。めあて。(出典:精選版 日本国語大辞典)

狙う(ねらう)
意味:目標に命中させようとして、弓・鉄砲などを構える。照準を定める。また、矢・弾(たま)などを目標物に命中させようとする。(出典:デジタル大辞泉)

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