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徒党とは?意味、類語、使い方・例文をわかりやすく解説

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徒党

「徒党を組む」などのように使う「徒党」という言葉。

「徒党」は、音読みで「ととう」と読みます。

「徒党」とは、どのような意味の言葉でしょうか?

この記事では「徒党」の意味や使い方や類語について、小説などの用例を紹介して、わかりやすく解説していきます。

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徒党の意味

「徒党」には次の意味があります。

ある目的のために仲間や一味などを組むこと。また、その仲間や団体。(出典:デジタル大辞泉)

「徒党」は特に政治的な目的など、あることを企んで集まったグループのことを示します。

小説などでの具体的な使い方や類語は下記の通り。

使い方・例文

・まるで体の全パーツが徒党を組んでストライキでも起こしたようだった。
(出典:森絵都『DIVE!! 下』)

・彼は徒党の除け者となり、挨拶しても返事もされず、中には睨む者もある。
(出典:坂口安吾『白痴』)

徒党を組むことは禁止されているのを知らぬわけではあるまい。
(出典:藤沢周平『風の果て(下)』)

・次郎は、先生が徒党の争いといったのを、政党の争いという意味にとった。
(出典:下村湖人『次郎物語』)

・もともと徳田には最初から徒党の首長になるような素質がその性格にあった。
(出典:松本清張『日本の黒い霧(上)』)

類語

一味(いちみ)
意味:同じ目的をもって寄り集まった仲間。(出典:デジタル大辞泉)

一党(いっとう)
意味:同じ利益・思想などによって結ばれている仲間。(出典:デジタル大辞泉)

一派(いっぱ)
意味:主義主張や目的などを同じくする人たちの仲間。(出典:デジタル大辞泉)

組(くみ)
意味:事をともにする人のまとまり。グループ。(出典:デジタル大辞泉)

チーム
意味:ある目的のために協力して行動するグループ。(出典:デジタル大辞泉)

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