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大言壮語とは?意味、類語、使い方・例文をわかりやすく解説

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大言壮語

「大言壮語する」などのように使う「大言壮語」という言葉。

「大言壮語」は、音読みで「たいげんそうご」と読みます。

「大言壮語」とは、どのような意味の言葉でしょうか?

この記事では「大言壮語」の意味や使い方や類語について、小説などの用例を紹介しながら、わかりやすく解説していきます。

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大言壮語の意味

「大言壮語」には次の意味があります。が組み合わさり

その人の力に不相応な大きなことを言うこと。(出典:四字熟語を知る辞典)

「大言壮語」は、おおげさに物事を言うという意味の「大言」と、威勢よく偉そうに話すという意味の「壮語」からなり、おもに大人の誇張された会話に対して用いられています。

具体的な使い方・例文や類語は下記の通り。

使い方・例文

・「儂は生まれてこの方、失敗したことがない」 「大言壮語もはなはだしいな、お前」 その自信は一体どこから来るんだ。(出典:西尾維新『物語シリーズ 8 傾物語』)

・「おめえに大言壮語したところで、はじまらねえやな」 「いくらでも、大きなことを言ってください」ゆうも笑顔になった。(出典:皆川博子『恋紅』)

・天下をとるまで預っておく、お礼はいずれ、その折に、と言った。田舎小僧め、大きなことを言っていやがる、と人々は大言壮語をおかしがったが、信長そのとき二十八だ。(出典:坂口安吾『織田信長』)

・そして火のような大言壮語で人々の不満を煽り、ドイツ帝国の復権を狂信的に唱え続けたひとりの男が、その役に就くことになった。(出典:福井晴敏『終戦のローレライ(上)』)

・彼の酒ぐせは、まことにいい。礼儀正しく話題が豊富で、大言壮語せず、神経にさわるような大声をあげず、変な時間に電話してもたいてい出てきてつきあってくれる。(出典:星新一『きまぐれ暦』)

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類語

針小棒大しんしょうぼうだい
意味:針ほどの小さいことを棒ほどに大きく言いたてること。物事をおおげさに言うこと。(出典:四字熟語を知る辞典)

壮言大語そうげんたいご
意味:さかんにしておおげさな話をすること。身にふつりあいな大気炎を吐くこと。(出典:精選版 日本国語大辞典)

風呂敷を広げるふろしきをひろげる
意味:実際よりも大げさに言う。ほらをふく。大言する。(出典:デジタル大辞泉)

輪をかけるわをかける
意味:倍加する。一層はなはだしくする。さらに誇張する。(出典:精選版 日本国語大辞典)

喇叭を吹くらっぱをふく
意味:大きな事を言う。ほらを吹く。(出典:デジタル大辞泉)

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