スポンサーリンク

粒粒辛苦とは?意味、類語、使い方・例文をわかりやすく解説

スポンサーリンク

粒粒辛苦

「粒粒辛苦のすえに夢がかなう」などのように使う「粒粒辛苦」という言葉。

「粒粒辛苦」は、音読みで「りゅうりゅうしんく」と読みます。

「粒粒辛苦」とは、どのような意味の言葉でしょうか?

この記事では「粒粒辛苦」の意味や使い方や類語について、小説などの用例を紹介しながら、わかりやすく解説していきます。

スポンサーリンク

の意味

「粒粒辛苦」には次の意味があります。

一粒一粒が辛苦の結晶であるということ。米を作る農民の苦労をいう。転じて、こつこつと苦労を積むこと。物事を成就するためにじみな努力を続けること。(出典:精選版 日本国語大辞典)

「粒粒辛苦」を分かりやすく言うと「コツコツと努力を積み重ねること」という意味です。

具体的な使い方・例文や類語は下記の通り。

使い方・例文

・私ら一家疎開者の客には、粒粒辛苦一年の結実ならざるなき膳部が尽く光り耀くごとき思いがした。
(出典:横光利一『夜の靴』)

・我が同胞が、粒粒辛苦の余に開拓したる経済的基礎を擁護し、発展し、確保することは、当然と云わねばならぬ。
(出典:黒島伝治『武装せる市街』)

粒粒辛苦を重ね、自分の店を開くための資金を貯めた。

粒粒辛苦したすえに、大学教授となった。

スポンサーリンク

類語

労作(ろうさく)
意味:骨を折って働くこと。(出典:精選版 日本国語大辞典)

力作(りきさく)
意味:力をこめて作ること。また、つとめ働くこと。(出典:精選版 日本国語大辞典)

辛苦(しんく)
意味:つらく苦しい思いをすること。(出典:デジタル大辞泉)

・汗する(あせする)
意味:懸命に努力することなどにいう。(出典:デジタル大辞泉)

辛労(しんろう)
意味:つらい苦労をすること。(出典:精選版 日本国語大辞典)

タイトルとURLをコピーしました