スポンサーリンク

薄志弱行とは?意味、類語、使い方・例文をわかりやすく解説

スポンサーリンク

薄志弱行

「薄志弱行な性格」などのように使う「薄志弱行」という言葉。

「薄志弱行」は、音読みで「はくしじゃっこう」と読みます。

「薄志弱行」とは、どのような意味の言葉でしょうか?

この記事では「薄志弱行」の意味や使い方や類語について、小説などの用例を紹介しながら、わかりやすく解説していきます。

スポンサーリンク

薄志弱行の意味

「薄志弱行」には次の意味があります。

意志が弱く、実行力に乏しいこと。(出典:デジタル大辞泉)

「薄志弱行」を分かりやすくいうと、優柔不断で決断力がないことです。

具体的な使い方・例文や類語は下記の通り。

使い方・例文

・余りにも不完全な、薄志弱行な、口にも言えぬほど孤独なこのわたしは。
(出典:ウルフ/鈴木幸夫訳『波』)

・研究から来る変化や転向が生じても、それは薄志弱行ということにはならないでしょう。
(出典:中里介山『大菩薩峠』)

・私が酒をやめようやめようと努めながらもやめることが出来ないのは、必ずしも私の薄志弱行ばかりではない。
(出典:種田山頭火『其中日記』)

・いやしくも職を官途に奉ずる男子として、あなたのような薄志弱行は実に恥ずべきことですよ。
(出典:チェーホフ・アントン『頸の上のアンナ』)

・皆々気概があつて今の書生の薄志弱行のやうではない。
(出典:高田宏『言葉の海へ』)

類語

・優柔不断(ゆうじゅうふだん)
意味:気が弱く決断力に乏しいこと。(出典:デジタル大辞泉)

意志薄弱(いしはくじゃく)
意味:意志が弱く、がまん強さに欠けるさま。(出典:精選版 日本国語大辞典)

弱気(よわき)
意味:性格・考え方・気持などが弱いこと。(出典:精選版 日本国語大辞典)

及び腰(およびごし)
意味:遠慮したり恐れたりしているような中途半端な態度。(出典:デジタル大辞泉)

気乗り薄(きのりうす)
意味:あまり気が進まないこと。(出典:デジタル大辞泉)

タイトルとURLをコピーしました