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跳梁跋扈とは?意味、類語、使い方・例文をわかりやすく解説

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跳梁跋扈

「悪人が跳梁跋扈する」などのように使う「跳梁跋扈」という言葉。

「跳梁跋扈」は、音読みで「ちょうりょうばっこ」と読みます。

「跳梁跋扈」とは、どのような意味の言葉でしょうか?

この記事では「跳梁跋扈」の意味や使い方や類語について、小説などの用例を紹介しながら、わかりやすく解説していきます。

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跳梁跋扈の意味

「跳梁跋扈」には次の意味があります。

思うままにのさばり、勝手な振る舞いをすること。(出典:精選版 日本国語大辞典)

「跳梁」も「跋扈」も良くないものが思いのままに振る舞い、はびこることを指します。

小説などでの具体的な使い方・例文や類語は下記の通り。

使い方・例文

・しかしこの時代でも、こうした悪鬼の跳梁跋扈をいつまでも見逃がしてはおかなかった。
(出典:岡本綺堂『青蛙堂鬼談』)

・このような凶悪犯人をして、傍若無人に警察など眼中にないように跳梁跋扈せしめていたのでは、法治国家の威信もなにもあったもんじゃない。
(出典:佐木隆三『復讐するは我にあり』)

・王都の陥落以来、ルシタニア兵の跳梁跋扈は当然ながらさらにはげしく、数騎が隊をくんでほしいままに殺人や掠奪をおこなっている。
(出典:田中芳樹『アルスラーン戦記1 「王都炎上」』)

・あの野郎の狼藉にまかせてあるが、跳梁跋扈の凄じさは、時々切って棄てないと、木戸を攀じ、縁側へ這いかかる。
(出典:泉鏡花『薄紅梅』)

・ゾアの跳梁跋扈に対抗するため、〝ゾアスクアッド〟が編成された。
(出典:大迫純一『ゾアハンター 2 ウリエルの娘』)

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類語

蔓延(まんえん)
意味:つる草がのび広がること。病気や悪習などがいっぱいに広がること。(出典:デジタル大辞泉)

はびこる
意味:物が満ちて一杯になる。充満する。(出典:精選版 日本国語大辞典)

のさばる
意味:ほしいままに伸び広がる。(出典:デジタル大辞泉)

横行(おうこう)
意味: 勝手気ままに歩き回ること。自由にのし歩くこと。(出典:精選版 日本国語大辞典)

氾濫(はんらん)
意味:事物があたりいっぱいに出回ること。あまり好ましくない状態にいう。(出典:デジタル大辞泉)

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