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誘導尋問とは?意味、類語、使い方・例文をわかりやすく解説

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誘導尋問

「誘導尋問は禁止されている」などのように使う「誘導尋問」という言葉。

「誘導尋問」は、音読みで「ゆうどうじんもん」と読みます。

「誘導尋問」とは、どのような意味の言葉でしょうか?

この記事では「誘導尋問」の意味や使い方や類語について、小説などの用例を紹介して、わかりやすく解説していきます。

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誘導尋問の意味

「誘導尋問」には次の意味があります。

尋問の際、尋問者が希望する内容の答弁を暗示して、その供述を得ようとする尋問。刑事訴訟では、禁止または制限される場合がある。(出典:デジタル大辞泉)

たとえば、証人の経験した事実の生じた時刻を尋ねる際に「それは何時ごろでしたか」と問うべきところを「それは午後9時ごろではありませんか」と問うのは誘導尋問です。

小説などでの具体的な使い方や類語は下記の通り。

使い方・例文

・少しばかり誘導尋問を試みましたが、どうにもうまくいきませんでした
(出典:佐藤大輔『皇国の守護者2 名誉なき勝利』)

・ここでそれを問わなければ、那須の誘導尋問に引っかかったことになる。
(出典:森村誠一『生前情交痕跡あり』)

・それに妻のそれが、まるで誘導尋問のようにも思えたのだ。
(出典:神崎京介『密室事情』)

・父親は一瞬、銀河に誘導尋問をされているような気分になった。
(出典:酒見賢一『後宮小説』)

・彼の誘導尋問に応ずるなど無意味なことだと、彼女は思っていた。
(出典:K・H・シェール『ドイツSF/シェール初期長編(全4巻) 1 地底のエリート』)

類語

鎌をかける(かまをかける)
意味:相手の本音など、自分が知りたいと思うことを聞き出すため、巧みにことばで誘い、漏らしてしまうように仕向けること。(出典:とっさの日本語便利帳)

口を毟る(くちをむしる)
意味:誘いをかけて必要とする言葉を引き出す。かまをかける。(出典:デジタル大辞泉)

詮議(せんぎ)
意味:罪人を取り調べること。また、罪人を捜索すること。(出典:デジタル大辞泉)

喚問(かんもん)
意味:呼び出して問いただすこと。(出典:精選版 日本国語大辞典)

取調べる(とりしらべる)
意味:調査する。特に、犯罪の容疑に関して、いろいろと調べる。(出典:デジタル大辞泉)

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