秋分の日
「明日は秋分の日である」などのように使う「秋分の日」という言葉。
「秋分の日」は、「秋分」を音読み「日」を訓読みで「しゅうぶんのひ」と読みます。
「秋分の日」とは、どのような意味の言葉でしょうか？
この記事では「秋分の日」の意味や使い方や類語について、小説などの用例を紹介して、わかりやすく解説していきます。
秋分の日の意味
「秋分の日」には次の意味があります。
・「祖先をうやまい、なくなつた人々をしのぶ」趣旨の国民の祝日。毎年9月23、24日ごろ。（出典：日本大百科全書(ニッポニカ)）
秋分の日は1948年に法律で制定された祝日です。
太陽が黄経180度の秋分点を通過する日で、真東から出て西に沈む、昼夜の時間がほぼ等しい日を指します。
小説などでの具体的な使い方や類語は下記の通り。
使い方・例文
・秋分の日が過ぎ、夜が長くなるこれからの季節は気分も軽くなる。
（出典：九里史生『SAO-Web-0407-第八章2』）
・秋分の日の最初の日没時の光が第一通廊に直入するように設計されていた。
（出典：酒井傳六『古代女王ものがたり』）
・なぜ連休になるのか理加子はしばらく考え、秋分の日であることを思い出す。
（出典：姫野カオルコ『ドールハウス -処女三部作1』）
・秋の建物群は秋分の日、冬の建物群は冬至の日の月の出の方角だ。
（出典：柄刀一『400年の遺言 死の庭園の死』）
・螢星は秋分の日を過ぎると、ぱったりと現われなくなるんだよ。
（出典：長野まゆみ『少年アリス』）
類語
・秋分（しゅうぶん）
意味：９月23日ごろで，太陽は真東から出て真西に入り，理論上昼夜の長さが等しい。（出典：百科事典マイペディア）
・彼岸（ひがん）
意味：春分，秋分の日を中央にはさむ７日間。（出典：百科事典マイペディア）
・立秋（りっしゅう）
意味：夏至(げし)と秋分のちょうど中間。旧暦では秋の始まり。（出典：百科事典マイペディア）
・立冬（りっとう）
意味：秋分と冬至のちょうど中間。旧暦では冬の始まり。（出典：百科事典マイペディア）
・春分（しゅんぶん）
意味：春の彼岸の中日で新暦の三月二一日頃にあたり、昼夜はほぼ同時間。（出典：日本国語大辞典）
