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立秋とは?意味、類語、使い方・例文をわかりやすく解説

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立秋

「立秋だがまだ暑い」などのように使う「立秋」という言葉。

「立秋」は、音読みで「りっしゅう」と読みます。

「立秋」とは、どのような意味の言葉でしょうか?

この記事では「立秋」の意味や使い方や類語について、小説などの用例を紹介して、わかりやすく解説していきます。

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立秋の意味

「立秋」には次の意味があります。

二十四節気の一つ。太陽の黄経が一三五度のときをいう。新暦八月七日頃に当たり、昔の中国および日本では、この日から秋になるとした。(出典:日本国語大辞典)

立秋は具体的には現行暦の8月8日ごろにあたります。
秋になるといってもまだ暑い盛りで気象的にはなお夏ですが、日もしだいに短くなり、朝夕の風に秋を感じさせるようになります。

小説などでの具体的な使い方や類語は下記の通り。

使い方・例文

・初の一枚には立秋の句があったのを記憶している。
(出典:森鴎外『俳句と云ふもの』)

・秋桜と呼ばれるこの花は、去年も今年も立秋より十日も早く咲いた。
(出典:三浦綾子『孤独のとなり』)

・一層立秋の淋しさを感じるわけであります。
(出典:高浜虚子『俳句とはどんなものか』)

・「いい天気だな」 庄野は立秋になったばかりの空を見あげて誰にいうともなくいった。
(出典:吉行淳之介『犬が育てた猫』)

立秋以後は決して扇で人を煽ぐものでもなく、団扇うちはなど出すべきものではない。
(出典:出口王仁三郎『月鏡』)

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類語

秋分(しゅうぶん)
意味:9月23日ごろで,太陽は真東から出て真西に入り,理論上昼夜の長さが等しい。(出典:百科事典マイペディア)

彼岸(ひがん)
意味:春分,秋分の日を中央にはさむ7日間。(出典:百科事典マイペディア)

夏至(げし)
意味:太陽は最も北(北回帰線上)にかたより,北(南)半球では一年中で昼(夜)が最も長くなる。冬至の対。(出典:百科事典マイペディア)

立冬(りっとう)
意味:秋分と冬至のちょうど中間。旧暦では冬の始まり。(出典:百科事典マイペディア)

春分(しゅんぶん)
意味:春の彼岸の中日で新暦の三月二一日頃にあたり、昼夜はほぼ同時間。(出典:日本国語大辞典)

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