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僥倖とは?意味、類語、使い方・例文をわかりやすく解説

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僥倖

「僥倖に恵まれる」などのように使う「僥倖」という言葉。

「僥倖」は、音読みで「ぎょうこう」と読みます。

「僥倖」とは、どのような意味の言葉でしょうか?

この記事では「僥倖」の意味や使い方や類語について、小説などの用例を紹介しながら、わかりやすく解説していきます。

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僥倖の意味

「僥倖」には次の意味があります。

思いがけない幸い。偶然に得る幸運。(出典:デジタル大辞泉)

「僥」は「ねがう」、「倖」は「思いがけない幸運」という意味を持ちます。
「僥倖」は、漢字の通り「思いがけない幸運を願うこと」という意味も持ちますが、上記のように「思いがけない幸運」という意味で使うことが多いです。
「僥倖する」などの使い方の場合は「思いがけない幸運を願う」という意味になります。

小説などでの具体的な使い方・例文や類語は下記の通り。

使い方・例文

・第八艦隊は信じられないような僥倖に恵まれていたとしかいいようがない。
(出典:五味川純平『ガダルカナル』)

・成功したのはまったく僥倖によるもので、ほんとうなら失敗したところだ。
(出典:陳舜臣『秘本三国志 04 (四)』)

僥倖の生を求めるくらいなら、生きるのをやめたほうがいいでしょう。
(出典:ロラン・ロマン『ジャン・クリストフ』)

・何しろ彼はここで死ぬ目にあったわけだが、ただ一つの僥倖があった。
(出典:吉川英治『平将門』)

・俺が比較的冷静な人間であることは、この際僥倖とも言うべきことだ。
(出典:森本薫『華々しき一族』)

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類語

幸運こううん
意味:運がよいこと。めぐりあわせがよいさま。しあわせ。(出典:デジタル大辞泉)

福徳ふくとく
意味:幸福と利益。財産や幸福に恵まれていること。(出典:大辞林 第三版)

零幸こぼれざいわい
意味:思いがけず訪れたしあわせ。意外な幸福。(出典:精選版 日本国語大辞典)

紛幸まぐれざいわい
意味:思いがけず訪れたさいわい。(出典:精選版 日本国語大辞典)

棚牡丹たなぼた
意味:《「棚から牡丹餅(ぼたもち)」の略》思いがけない好運を得ること。(出典:デジタル大辞泉)

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