チャーチ
「チャーチの尖塔」などのように使う「チャーチ」という言葉。
英語では「church」と表記します。
「チャーチ」とは、どのような意味の言葉でしょうか?
この記事では「チャーチ」の意味や使い方や類語について、小説などの用例を紹介して、わかりやすく解説していきます。
チャーチの意味
「チャーチ」には次の意味があります。
・キリスト教の教会。教会堂。(出典:デジタル大辞泉)
「チャーチ」はキリスト教徒の「集合所」だけでなく、キリスト教徒の「共同体」を指すこともあります。
小説などでの具体的な使い方や類語は下記の通り。
使い方・例文
・けど、あんな立派なお城やチャーチをたくさん建てるのやから、やっぱり金持ちの国やと思うけどな。
(出典:三浦綾子『海嶺(中)』)
・だからな、国に帰ったらチャーチに出たも出ないも、そんなことは言わんでもええのや。
(出典:三浦綾子『海嶺(中)』)
・それにな、グリーンさんたちはチャーチに行ったんやで。
(出典:三浦綾子『海嶺(中)』)
・チャーチ通りの角で、ちっぽけな本屋をいたしておりますから。
(出典:ドイル/鈴木幸夫,鮎川信夫,内田庶,中尾明訳『シャーロック・ホームズ全集(下)』)
・十一時にはチャーチ街につくようにする。
(出典:ドイル・アーサー・コナン『チャールズ・オーガスタス・ミルヴァートン』)
類語
・聖堂(せいどう)
意味:キリスト教の教会堂。カテドラル。(出典:デジタル大辞泉)
・カテドラル
意味:英国教会やカトリック教会などの、司教の法座のある大聖堂。教区全体の母教会の意味をもつ。(出典:精選版 日本国語大辞典)
・礼拝堂(れいはいどう)
意味:キリスト教で、礼拝を行なう建物をいう。(出典:精選版 日本国語大辞典)
・チャペル
意味:キリスト教の礼拝堂。主に私邸や学校・病院などに付属した教会堂をいう。(出典:デジタル大辞泉)
・東方正教会(とうほうせいきょうかい)
意味:東ローマ帝国時代からの伝統を受け継ぐキリスト教の一宗派。(出典:精選版 日本国語大辞典)