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博打とは?意味、類語、使い方・例文をわかりやすく解説

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博打

「博打を打つ」などのように使う「博打」という言葉。

「博打」は、音読みで「ばくち」と読みます。

「博打」とは、どのような意味の言葉でしょうか?

この記事では「博打」の意味や使い方や類語について、小説などの用例を紹介して、わかりやすく解説していきます。

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博打の意味

「博打」には次の二つの意味があります。

1 花札・トランプなどを用い、金品をかけて勝負を争うこと。賭博(とばく)。
2 偶然の成功をねらってする危険な試み。(出典:デジタル大辞泉)

それぞれの意味、使い方、類語については下記の通りです。

博打の意味①「花札・トランプなどを用い、金品をかけて勝負を争うこと。」

博打の一つ目の意味は「花札・トランプなどを用い、金品をかけて勝負を争うこと。」です。

ゲームや遊びにお金や賞品などを賭けて争うことを言います。

具体的な使い方や類語は下記の通り。

使い方・例文

博打よりも酒のほうがいいという者も、飲む酒に事欠くことはなかった。
(出典:熊谷達也『邂逅(かいこう)の森』)

・酒井の体の中にもやはり、博打好きな父の血が流れていたのかもしれない。
(出典:長尾三郎『生き仏になった落ちこぼれ』)

博打やるような人間は相手に出来んいうて、誰も相手にしてくれまへん。
(出典:笑福亭松鶴『上方落語100選』)

・少々負けて痛い目を見るくらい、博打と手を切るいい薬だと思っていた。
(出典:菊地秀行『幽剣抄』)

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類語

賭け事(かけごと)
意味:競技や遊戯に金銭,物品を賭けて勝負を争うこと。(出典:ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典)

ギャンブル
意味:賭(か)け事。ばくち。(出典:デジタル大辞泉)

賭博(とばく)
意味:金品をかけて勝負を争うこと。(出典:デジタル大辞泉)

博打の意味②「偶然の成功をねらってする危険な試み。」

「博打」の2つ目の意味は「偶然の成功をねらってする危険な試み。」です。

勝算、成功率の低いことに一か八かでチャレンジすることを言います。

具体的な使い方や類語は下記の通り。

使い方・例文

・効果が得られるかどうかについては、ある程度の博打ばくちでもあった。
(出典:高橋弥七郎『灼眼のシャナ 第15巻』)

・神官として許されない人生最大の博打をいま打とうとしていた。
(出典:茶屋二郎『遠く永い夢(上)-本能寺 信長謀殺の真実』)

・人生最後の大博打を打ってみるのも一興かなと、惠瓊は考え始めていた。
(出典:茶屋二郎『遠く永い夢(上)-本能寺 信長謀殺の真実』)

・選考委員の諸先輩方には、この小説に賞を与えたその勇気と博打心を感謝します。
(出典:浅井ラボ『されど罪人は竜と踊る』)

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類語

危険(きけん)
意味: 悪い結果を招く可能性があること。(出典:デジタル大辞泉)

冒険(ぼうけん)
意味:成功するかどうか成否が確かでないことを、あえてやってみること。(出典:デジタル大辞泉)

一か八か(いちかばちか)
意味:結果はどうなろうと、運を天に任せてやってみること。のるかそるか。(出典:デジタル大辞泉)

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