個人事業主
「会社を辞めて個人事業主になった」などのように使う「個人事業主」という言葉。
「個人事業主」は、音読みで「こじんじぎょうぬし」と読みます。
「個人事業主」とは、どのような意味の言葉でしょうか?
この記事では「個人事業主」の意味や使い方について、小説などの用例を紹介して、わかりやすく解説していきます。
個人事業主の意味
「個人事業主」には次の意味があります。
・法人を設立せず個人で事業を営んでいる人。(出典:デジタル大辞泉)
「個人事業主」という言葉をわかりやすく言うと、「自営業者」という意味になります。「フリーランス」という場合もあります。
小説などでの具体的な使い方・例文は下記の通り。
使い方・例文
・女の子は個人事業主で、契約する段階で、「あなたが入管でつかまってもオフィスは責任を持ちませんよ」ということをお互いに確認しますから。
(出典:永沢光雄『風俗の人たち』)
・松浦の妻としてではなく、ここの生産者と取引きする一人の個人事業主として、この町と東京を往復すればいい。
(出典:篠田節子『女たちのジハード』)
・配送を自社の従業員にやらせるのではなく、業務委託契約を結んだ個人事業主に任せるという、フランチャイズのような仕組みになっている。
(出典:神永学『コンダクター』)
・「売上げ」ホステスは個人事業主。儲かる儲からぬも腕次第なら、大きなリスクも背負って商売するのである。
(出典:宇佐美游『調子のいい女』)
・その多くが個人事業主や会社役員などだが、芸能関係の顔もちらほらと見える。
(出典:垣根涼介『ヒート アイランド』)