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二刀流とは?意味、類語、使い方・例文をわかりやすく解説

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二刀流

「二刀流選手」などのように使う「二刀流」という言葉。

「二刀流」は、音読みで「にとうりゅう」と読みます。

「二刀流」とは、どのような意味の言葉でしょうか?

この記事では「二刀流」の意味や使い方について、小説などの用例を紹介して、わかりやすく解説していきます。

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二刀流の意味

「二刀流」には次の二つの意味があります。

1 二刀を用いる刀法。刀を左右の手に一本ずつ持って戦うもの。この刀法を用いる流派は様々あり、二天一流などが有名。
2 酒もよく飲み、甘いものも好きなこと。また、その人。二刀つかい。(出典:精選版 日本国語大辞典)

それぞれの意味や使い方については下記の通りです。

二刀流の意味①「二刀を用いる刀法。刀を左右の手に一本ずつ持って戦うもの。この刀法を用いる流派は様々あり、二天一流などが有名。」

「二刀流」の一つ目の意味は「二刀を用いる刀法。刀を左右の手に一本ずつ持って戦うもの。この刀法を用いる流派は様々あり、二天一流などが有名。」です。

この意味を分かりやすくいうと、「2つの刀を使って戦う戦術」のことです。

小説などでの具体的な使い方は下記の通り。

使い方・例文

・俺は二刀流スキルの修行は常に人の目がない所でのみ行ってきた。
(出典:川原礫『ソードアート・オンライン 第1巻』)

・以前二刀流にチャレンジした戦士はそういえばどうなったろうか?
(出典:林亮介『和風Wizardry純情派 2』)

・壬生屋の一番機は超硬度大太刀の二刀流での白兵戦を得意としていた。
(出典:榊涼介『ガンパレード・マーチ 12-山口防衛戦』)

・この記述によれば、二刀流は宮本武蔵より倭寇の方が先輩のわけだ。
(出典:海音寺潮五郎『史談と史論(下)』)

・そこに隠していた刀を、二刀流で抜いた。
(出典:赤松中学『緋弾のアリア 第1巻』)

二刀流の意味②「酒もよく飲み、甘いものも好きなこと。また、その人。二刀つかい。」

「二刀流」の二つ目の意味は「酒もよく飲み、甘いものも好きなこと。また、その人。二刀つかい。」です。

この意味では、2つのことを同時にうまくこなすこと。例えば「投手と打者の両方がうまい」ときなどにも使われます。

小説などでの具体的な使い方は下記の通り。

使い方・例文

・途中で海老沼さんの話題になったけど、彼女は二刀流に適性があるらしい。
(出典:林亮介『和風Wizardry純情派 2』)

・ごく少数の例外とは、例えば二刀流の使い手などであるが、学生はみな一本差しである。
(出典:舞阪洸『サムライガード』)

・自分の非力を補足するために、かの二刀流を案出したとかいう話さえ聞いている。
(出典:太宰治『花吹雪』)

・代わりに化学の研究と資料の精査の二刀流を始めることとなり、使われていない屋根裏の一室を実験室にあてた。
(出典:ラヴクラフト・ハワード・フィリップス『チャールズ・デクスター・ウォードの事件』)

・弟はボートだけなのに、おばあはボートとオートの二刀流で、金をくれないというんで、包丁を振り回して暴れる。
(出典:佐木隆三『復讐するは我にあり』)

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