祝賀
「祝賀会を開く」などのように使う「祝賀」という言葉。
「祝賀」は、音読みで「しゅくが」と読みます。
「祝賀」とは、どのような意味の言葉でしょうか?
この記事では「祝賀」の意味や使い方や類語について、小説などの用例を紹介しながら、わかりやすく解説していきます。
祝賀の意味
「祝賀」には次の意味があります。
・祝い喜ぶこと。祝慶(しゅっけい)。(出典:精選版 日本国語大辞典)
祝い事などめでたいことを祝って喜ぶことを意味します。
小説などでの具体的な使い方・例文や類語は下記の通り。
使い方・例文
・明日は新潮社の新発足の祝賀会が三時からあって酒や餅が出るとのこと。
(出典:伊藤整『太平洋戦争日記(三)』)
・祝賀式典に出席していた女学生一人にも弾があたって死亡したという。
(出典:佐々淳行『謎の独裁者・金正日 テポドン・諜報・テロ・拉致』)
・祝賀会場は八畳三間と廊下を合わせて三十畳ほどの広さだった。
(出典:上西晴治『十勝平野(下)』)
・それを知った野島が、一月遅れで、強引に祝賀会しゅくがかいを開いたというわけだ。
(出典:友野詳,清松みゆき,西奥隆起『妖魔夜行 眠り姫は夢を見ない』)
・これはフロイトの八〇歳の誕生日になされた祝賀講演のなかの一部である。
(出典:フロイト/渡辺哲夫訳『モーセと一神教』)
類語
・祝(いわい)
意味:めでたいとして喜ぶこと。祝賀。(出典:デジタル大辞泉)
・賀(が)
意味:よろこび祝うこと。ことほぐこと。祝賀。特に長寿の祝いをいうことが多い。→賀の祝い。(出典:精選版 日本国語大辞典)
・慶賀(けいが)
意味:喜び祝うこと。祝賀。(出典:デジタル大辞泉)
・慶祝(けいしゅく)
意味:よろこび祝うこと。祝賀。(出典:精選版 日本国語大辞典)
・恭賀(きょうが)
意味:うやうやしく祝うこと。謹賀。(出典:精選版 日本国語大辞典)