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介錯とは?意味、類語、使い方・例文をわかりやすく解説

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介錯

「介錯を頼む」などのように使う「介錯」という言葉。

「介錯」は、音読みで「かいしゃく」と読みます。

「介錯」とは、どのような意味の言葉でしょうか?

この記事では「介錯」の意味や使い方や類語について、小説などの用例を紹介して、わかりやすく解説していきます。

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介錯の意味

「介錯」には次の意味があります。

切腹する人のそばに付き添っていて、その人が刀を腹に突き刺すと同時に、その首を斬って死を助けてやること。また、その人。(出典:デジタル大辞泉)

切腹して自害するのは大変苦しいため、とどめを刺して楽にするために介錯が行われます。
また、「介錯」は単に「付き添って世話をすること」という意味もあるので、混乱しないようにしましょう。

小説などでの具体的な使い方や類語は下記の通り。

使い方・例文

・腹を横一文字にかき切るまで介錯は許されなかった。
(出典:浅田次郎『壬生義士伝 上』)

介錯の仕方には、いつ首を打たねばならぬという作法はない。
(出典:五味康祐『薄桜記』)

・「介錯せよ」 彼は自分の家臣に命ずるように言って脇差を抜いた。
(出典:半村良『産霊山秘録』)

介錯をして上げますから腹をお切りなさいませ。
(出典:出口王仁三郎『霊界物語 第六八巻 山河草木 未の巻』)

・しかしその本介錯は、緊張のあまり肩口に斬りつけてしまった。
(出典:中村彰彦『明治忠臣蔵』)

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類語

打首(うちくび)
意味:罪人の首を切る刑罰。(出典:デジタル大辞泉)

斬首(ざんしゅ)
意味:刑罰として首を切ること。また、その首。(出典:精選版 日本国語大辞典)

手打ち(てうち)
意味:)武士が家臣や町人などを自分の手で斬きり殺すこと。おてうち。(出典:デジタル大辞泉)

切腹(せっぷく)
意味:自分で腹を切って死ぬこと。平安時代以降、中世・近世を通じて武士の自決法として行われた。はらきり。割腹。(出典:デジタル大辞泉)

・割腹(かっぷく)
意味:腹を切って死ぬこと。切腹。(出典:デジタル大辞泉)

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