ぼっち
「学校でぼっちだ」などのように使う「ぼっち」という言葉。
「ぼっち」とは、どのような意味の言葉でしょうか?
この記事では「ぼっち」の意味や使い方や類語について、小説などの用例を紹介して、わかりやすく解説していきます。
ぼっちの意味
「ぼっち」には次の意味があります。
・俗に、何かを一緒に行う仲間がいない人のこと。(出典:デジタル大辞泉)
ぼっちは「一人ぼっち」の略語になります。
小説などでの具体的な使い方や類語は下記の通り。
使い方・例文
・あんた新しい学校でもぼっちなわけ?(出典:伏見つかさ『俺の妹がこんなに可愛いわけがない 第11巻』)
・ぼっちでかわいそうだったとか言えんの?(出典:竹宮ゆゆこ『ゴールデンタイム 1巻 春にしてブラックアウト』)
・しかも、そのときは『ぼっち仲間』だった黒猫まで、いまは自分の知らない友達と、仲良く会話しているのだ。(出典:伏見つかさ『俺の妹がこんなに可愛いわけがない 第7巻』)
・「ぼっちが言いそうな台詞ですね」 扇ちゃんは真顔のままで言う。(出典:西尾維新『物語シリーズ 15 終物語(上)』)
類語
・孤独(こどく)
意味:精神的なよりどころとなる人、心の通じあう人などがなく、さびしいこと。(出典:日本国語大辞典)
・独り身(ひとりみ)
意味:生活を共にする人のいないこと。ただひとりで生活を営んでいること。(出典:デジタル大辞泉)
・天涯孤独(てんがいこどく)
意味:遠く離れた異郷に、ただひとり暮らすこと。また、身寄りがひとりもいないこと。(出典:四字熟語を知る辞典)
・単身(たんしん)
意味:ただひとり。ひとり。(出典:日本国語大辞典)
・孤高(ここう)
意味:孤立しつつ、自らの志を守ること。また、そのさま。(出典:日本国語大辞典)