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仮面夫婦とは?意味、類語、使い方・例文をわかりやすく解説

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仮面夫婦

「従兄弟の家は何年間も仮面夫婦だ。」などのように使う「仮面夫婦」という言葉。

「仮面夫婦」は、音読みで「かめんふうふ」と読みます。

「仮面夫婦」とは、どのような意味の言葉でしょうか?

この記事では「仮面夫婦」の意味や使い方や類語について、小説などの用例を紹介しながら、わかりやすく解説していきます。

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仮面夫婦の意味

「仮面夫婦」には次の意味があります。

俗に、他人の前では仲のよさを演じてみせるが、実際の二人の関係は冷えきっている夫婦のこと。(出典:デジタル大辞泉)

「仮面夫婦」をわかりやすく言うと「籍は入れたままだが、実際には不仲な関係の夫婦」という意味になります。

具体的な使い方・例文や類語は下記の通り。

使い方・例文

・せめて仮面夫婦とか偽装結婚とか、そういう言い方でもすればよかったかな。
(出典:浅田次郎『月のしずく』)

・当分のあいだ、美しい月子と夫婦という形だけを保つ、いわゆる仮面夫婦という状態で様子をみよう。
(出典:渡辺淳一『シャトウ ルージュ』)

・特に母親が子供を私立の小学校入学を切望している場合、たとえ仮面夫婦であろうととりあえず六歳までは我慢して、入学手続きを終えてから正式に離婚する、というパターンがある。
(出典:梅田みか『愛人の掟3』)

・芸能人なんかはよく「仮面夫婦」呼ばわりされているようだけれど、端から見てうまくいっているカップルは、内情がどうであれその範疇に入ると私は思う。
(出典:黒沼克史『援助交際』)

仮面夫婦ならぬ仮面家庭の二番目は、中部の海岸リゾート地ヴィアレッジョのエリート弁護士一家である。
(出典:田丸公美子『シモネッタのデカメロン イタリア的恋愛のススメ』)

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類語

不仲 (ふなか)
意味:仲のよくないこと。互いに気のあわないこと。(出典:精選版 日本国語大辞典)

ぎくしゃくする
意味:話し方や動作、また、物事の関係などが円滑でないさま。(出典:デジタル大辞泉)

軋轢 (あつれき)
意味:葛藤の生じること。仲が悪くなること。(出典:精選版 日本国語大辞典)

愛想が尽きる (あいそがつきる)
意味:好意や信頼が持てなくなる。(出典:デジタル大辞泉)

秋風が立つ (あきかぜがたつ)
意味:男女間の愛情が冷める。(出典:デジタル大辞泉)

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