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内ゲバとは?意味や使い方・例文をわかりやすく解説

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内ゲバ

「内ゲバに発展した」などのように使う「内ゲバ」という言葉。

「内ゲバ」は、「内」は訓読みで、「ゲバ」はドイツ語のゲバルト(Gewalt)を略したもので、「うちげば」と読みます。

「内ゲバ」とは、どのような意味の言葉でしょうか?

この記事では「内ゲバ」の意味や使い方について、小説などの用例を紹介して、わかりやすく解説していきます。

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内ゲバの意味

「内ゲバ」には次の意味があります。

主に学生運動の諸派間あるいは一組織内での対立から起こる実力抗争。(出典:デジタル大辞泉)

わかりやすく言うと、同一組織、または同一派閥内での、暴力による抗争を意味します。

小説などでの具体的な使い方・例文は下記の通り。

使い方・例文

・彼の先輩にあたる労働組合の委員が、内ゲバに巻き込まれて死んでいた。
(出典:浅野誠『ビジネスマンの精神病棟』)

・また悪いことに、私の所へいつも遊びに来ていた生徒が内ゲバ殺人に巻きまれて逮捕たいほされてしまったのです。
(出典:赤川次郎『血とバラ 懐かしの名画ミステリー』)

・とにかく過激派同士の内ゲバ事件があって、学生が一人殺されちまった。
(出典:樋口有介『ピース』)

・内部分裂の結果、過激派と穏健派は激しい内ゲバを展開している。
(出典:大沢在昌『悪夢狩り』)

・十二時一寸すぎ帰ろうとした時ちょうど学生たちの内ゲバが始まっていた。
(出典:神谷美恵子『神谷美恵子日記』)

・過激派内の内ゲバが彼の党派にも及びかねない形勢だったからだ。
(出典:浅野誠『ビジネスマンの精神病棟』)

・なんでも、内ゲバで頭を叩き割られたことがあったそうだ。
(出典:馳星周『生誕祭(上)』)

・大学時代に内ゲバの殺人を目撃したこともありますね。
(出典:野田秀樹『この人をほめよ』)

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