スポンサーリンク

色弱とは?意味、類語、使い方・例文をわかりやすく解説

スポンサーリンク

色弱

「色弱であることが判明した」などのように使う「色弱」という言葉。

「色弱」は、音読みで「しきじゃく」と読みます。

「色弱」とは、どのような意味の言葉でしょうか?

この記事では「色弱」の意味や使い方や類語について、小説などの用例を紹介して、わかりやすく解説していきます。

スポンサーリンク

色弱の意味

「色弱」には次の意味があります。

先天性の比較的軽い色覚異常の旧称。(出典:精選版 日本国語大辞典)
「色弱」をわかりやすく言うと「色の区別ができなかったり難しかったりする先天性の色覚異常」という意味になります。

具体的な使い方や類語は下記の通り。

使い方・例文

・「この子は色弱です」 何も知らない学校の先生は言った。
(出典:中場利一『さあ、きょうからマジメになるぞ!』)

・親方が変だと気付き、医者に診てもらって、紫系統の色に難のある色弱だということが判ったんです。
(出典:泡坂妻夫『蔭桔梗』)

・第二・四折本は第一・四折本に優る善本であるとは言へ、それには色弱点があり、それらはいづれも次の事実に起因してゐるらしい。
(出典:シェイクスピア/福田恆存訳『ロミオとジュリエット』)

・僕は軽度の色弱だったんです。
(出典:泡坂妻夫『蔭桔梗』)

・早朝の一瞬だけ、山がムラサキ色に見えるという事実を知らない先公は、生徒を色弱というひと言で片づけてしまう。
(出典:中場利一『さあ、きょうからマジメになるぞ!』)

スポンサーリンク

類語

色盲(しきもう)
意味:特定またはすべての色を識別することが困難な状態。(出典:デジタル大辞泉)

色覚異常(しきかくいじょう)
意味:色覚が通常の場合と違い、すべての色、あるいはある色の識別ができないか、困難な状態をいう。(出典:百科事典マイペディア)

先天色覚異常(せんてんしきかくいじょう)
意味:網膜に分布する錐体細胞の遺伝的な欠損や変異によって、色覚が通常とは異なる状態。日本人の場合、男性の約5パーセント、女性の約0.2パーセントに見られる。(出典:デジタル大辞泉)

後天色覚異常(こうてんしきかくいじょう)
意味:加齢や病気、薬物による影響などに伴って起こる色覚の変化をいう。(出典:デジタル大辞泉)

タイトルとURLをコピーしました