資材
「資材を管理する」などのように使う「資材」という言葉。
「資材」は、音読みで「しざい」と読みます。
「資材」とは、どのような意味の言葉でしょうか?
この記事では「資材」の意味や使い方や類語について、小説などの用例を紹介しながら、わかりやすく解説していきます。
資材の意味
「資材」には次の意味があります。
・物を作るための材料。材料としての物資。(出典:デジタル大辞泉)
材料として用いる資源を意味します。
小説などでの具体的な使い方・例文や類語は下記の通り。
使い方・例文
・神社は建築制限令に入っていないが資材は勝手に集めねばならぬのだという。
(出典:伊藤整『太平洋戦争日記(二)』)
・しかし資材を研究しなければ、酷寒の時期に分け入ることはできません。
(出典:ヴィンジ『最果ての銀河船団(上)』)
・神宮寺はどこかの建設会社の名前がはいった資材ケースに腰をおろした。
(出典:石田衣良『池袋ウエストゲートパーク 第5巻 反自殺クラブ』)
・叔父は今日の午後を旅行に必要な資材や道具を調えるのに使ったのだ。
(出典:ヴェルヌ/金子博訳『地底旅行』)
・あの膨大な資材の搬出を考える前に、それをまず開けなくてはならない。
(出典:K・H・シェール『ドイツSF/シェール初期長編(全4巻) 1 地底のエリート』)
類語
・資源(しげん)
意味:広く、産業上、利用しうる物資や人材。(出典:デジタル大辞泉)
・物資(ぶっし)
意味:人間の生活や活動のために必要な品物・資材。また、資源。(出典:デジタル大辞泉)
・材料(ざいりょう)
意味:物を製造するとき、もととして用いる物。原料。しろ。たね。(出典:精選版 日本国語大辞典)
・素材(そざい)
意味:もとになる材料。原料。(出典:デジタル大辞泉)
・材(ざい)
意味:原料。材料。(出典:デジタル大辞泉)