式辞
「式辞を述べる」などのように使う「式辞」という言葉。
「式辞」は、音読みで「しきじ」と読みます。
「式辞」とは、どのような意味の言葉でしょうか?
この記事では「式辞」の意味や使い方や類語について、小説などの用例を紹介しながら、わかりやすく解説していきます。
式辞の意味
「式辞」には次の意味があります。
・儀式の席で述べる挨拶(あいさつ)。式言。(出典:精選版 日本国語大辞典)
式典などで述べる辞令を意味します。
小説などでの具体的な使い方・例文や類語は下記の通り。
使い方・例文
・それで大臣がさしつかえができて出席しなくても記事にはちゃんと列席して式辞を読んだことになるのである。
(出典:寺田寅彦『ニュース映画と新聞記事』)
・聞くところによると、この頃は私語が多くて式辞も聞きにくくなっているらしい。
(出典:鷲田清一『てつがくを着て、まちを歩こう ―ファッション考現学』)
・式辞を述べる客の人選を知って、王女はいつもの父の嫌がらせだろう、と考えた。
(出典:森岡浩之『星界シリーズ 2 星界の断章 II』)
・黙祷が終わると、葬儀委員長の甲斐正慶教授が紹介され、短い式辞を述べた。
(出典:原尞『私が殺した少女』)
・続いては校長の式辞、その後は学園長と来賓の祝辞が控えている。
(出典:今野緒雪『マリア様がみてる 8 いとしき歳月(後編)』)
類語
・謝辞(しゃじ)
意味:お礼のことば。感謝のことば。謝詞。(出典:精選版 日本国語大辞典)
・祝辞(しゅくじ)
意味:祝いの気持を述べることば。祝詞。(出典:精選版 日本国語大辞典)
・祝詞(しゅくし)
意味:祝いの言葉。祝辞。(出典:デジタル大辞泉)
・送辞(そうじ)
意味:送別の言葉。卒業式などで、在校生が卒業生におくる別れの言葉。(出典:デジタル大辞泉)
・答辞(とうじ)
意味:祝辞・送辞などに対する答礼として述べる言葉。(出典:デジタル大辞泉)