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酒池肉林とは?意味、類語、使い方・例文をわかりやすく解説

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酒池肉林

「酒池肉林の暮らし」などのように使う「酒池肉林」という言葉。

「酒池肉林」は、音読みで「しゅちにくりん」と読みます。

「酒池肉林」とは、どのような意味の言葉でしょうか?

この記事では「酒池肉林」の意味や使い方や類語について、小説などの用例を紹介しながら、わかりやすく解説していきます。

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酒池肉林の意味

「酒池肉林」には次の意味があります。

酒や食べ物がふんだんにある、贅を極めた酒宴。(出典:デジタル大辞泉)

「酒池肉林」は史記(しき=司馬遷が書いた中国の歴史書)に由来する四字熟語で、「池を満たすほどの酒と、林の木々に見えるほど多くの肉」、つまり「極めて贅沢な酒宴」を意味する言葉です。
「酒池肉林」の「肉」は「食用の肉」を意味しており「肉欲」を意味していませんが、現在では「酒池肉林」は一般的に「贅沢で性的に淫らな酒宴」という意味で使うことが多いです。

小説などでの具体的な使い方・例文や類語は下記の通り。

使い方・例文

・あとは酒池肉林もお望み次第だ。
(出典:森見登美彦『夜は短し歩けよ乙女』)

・だいたい暴王がいて、妾とともに酒池肉林の暮らしをしてやがる。
(出典:田中啓文『私立伝奇学園高等学校民俗学研究会その2 邪馬台洞の研究』)

・それはもう合法的酒池肉林、まさに学園天国ヘーイヘイヘイヘーイヘイ状態に違いない。
(出典:大槻ケンヂ『のほほん雑記帳』)

・これもたまらん酒池肉林の嵐である。
(出典:山田詠美『快楽の動詞』)

・だが、戦場に出ていくこと自体、安全な宮廷や荘園で酒池肉林におぼれる貴族どもより、りっぱではないか。
(出典:田中芳樹『銀河英雄伝説外伝 01 星を砕く者』)

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類語

狂宴(きょうえん)
意味:常識はずれの大騒ぎをする宴会。(出典:デジタル大辞泉)

どんちゃん騒ぎ(どんちゃんさわぎ)
意味:太鼓・三味線などの鳴り物入りでにぎやかに遊ぶこと。また、そのような騒ぎ。(出典:デジタル大辞泉)

乱痴気騒ぎ(らんちきさわぎ)
意味:はめを外し、入り乱れて騒ぐこと。どんちゃん騒ぎ。(出典:デジタル大辞泉)

肉山脯林(にくざんほりん)
意味:生肉の山と干し肉の林。宴席などのぜいたくきわまるようすのたとえ。(出典:デジタル大辞泉)

饗宴(きょうえん)
意味:客をもてなすための宴会。(出典:デジタル大辞泉)

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