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自問自答とは?意味、類語、使い方・例文をわかりやすく解説

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自問自答

「心の中で何度も自問自答する」などのように使う「自問自答」という言葉。

「自問自答」は、音読みで「じもんじとう」と読みます。

「自問自答」とは、どのような意味の言葉でしょうか?

この記事では「自問自答」の意味や使い方や類語について、小説などの用例を紹介して、わかりやすく解説していきます。

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自問自答の意味

「自問自答」には次の意味があります。

自分で自分に問いかけ、自分で答えること。(出典:精選版 日本国語大辞典)

自らに問いかけ、自ら答えを導くことを意味します。自分の中で納得がいっていない事柄に対して何度も反芻して考えることや、あれこれ思い描くことも表します。

小説などでの具体的な使い方や類語は下記の通り。

使い方・例文

・その場で私たちを撃ち殺すべきか否か、彼は自問自答していたのだと思う。
(出典:イネス/池央耿訳『孤独なスキーヤー』)

・彼は、自問自答を重ねてゆくのに、ひどく夢中になっていたのだった。
(出典:カフカ/谷友幸訳『城(下)』)

・気にしなくてもよいのではないかと、自問自答してまいったわけです。
(出典:ベントリー/宇野利泰訳『トレント最後の事件』)

・もちろん、ぶつぶつと自問自答していたことのほうが大事だったのである。
(出典:小林秀雄『モオツァルト』)

・人がこんな風な口調になる時は、自問自答だということを知っているからである。
(出典:林真理子『野ばら』)

類語

質疑応答(しつぎおうとう)
意味:会議などの場で、質問とそれに対する答え。また、そのやりとり。(出典:デジタル大辞泉)

禅問答(ぜんもんどう)
意味:禅僧が悟りを開くために行う問答。修行者が疑問を発し、師がこれに答えるもの。転じて、真意がとらえにくい問答・会話。(出典:デジタル大辞泉)

水掛論(みずかけろん)
意味:双方が互いに自分の立場、主張を固執して言い張って、はてしなく争うこと。双方とも互いの理屈を繰り返し、解決しない議論。水かけあい。(出典:精選版 日本国語大辞典)

見直す(みなおす)
意味:もう一度改めて見る。また、その結果気づいた欠点を是正する。(出典:デジタル大辞泉)

内省(ないせい)
意味:自分の思想、言動などを深くかえりみること。反省。哲学では、自己意識についての反省的思考を意味し、心理学では内観と同じに用いられる。(出典:精選版 日本国語大辞典)

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