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奥の手とは?意味、類語、使い方・例文をわかりやすく解説

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奥の手

「とっておきの奥の手を出す」などのように使う「奥の手」という言葉。

「奥の手」は、訓読みで「おくのて」と読みます。

「奥の手」とは、どのような意味の言葉でしょうか?

この記事では「奥の手」の意味や使い方や類語について、小説などの用例を紹介して、わかりやすく解説していきます。

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奥の手の意味

「奥の手」には次の意味があります。

容易に人に知らせない、とっておきの策。最後の手段。(出典:デジタル大辞泉)

普段は出さずに隠しておく手段や技法を指します。
奥義や極意と言った意味にもなります。

小説などでの具体的な使い方や類語は下記の通り。

使い方・例文

・まっさか奥の手までいっしょだなんてねえ、こいつあ運命の出会いかな!ところがどっこい、残念だけどごめんなさい!
(出典:西野かつみ『かのこん 第9巻 ~あらたなるめざめ~』)

・怪人のほうには、まだまだ奥の手がのこっていたのではないでしょうか。
(出典:江戸川乱歩『虎の牙』)

・そして雨とか雪とかになほ一層その奥の手をみがき出してゐるやうである。
(出典:室生犀星『冬の庭』)

・おまえさんが奥の手をつかわなかったら、おれは勝負を投げたろうよ。
(出典:ルブラン/野内良三訳『ルパンの告白』)

・だから、博士がいざという時の奥の手を握っているとんでいるのだ。
(出典:ダイン/瀬沼茂樹訳『カナリヤ殺人事件』)

類語

切り札(きりふだ)
意味:物事の真偽や勝負事での勝ち負けを決定する手段・方法。また、そのよりどころ。(出典:デジタル大辞泉)

隠し玉(かくしだま)
意味:交渉などで、重要な場面に備えて隠しておく切り札。(出典:デジタル大辞泉)

伝家の宝刀(でんかのほうとう)
意味:いざという大事な時以外めったに用いないもの、事柄、手段などをいう。(出典:精選版 日本国語大辞典)

頼みの綱(たのみのつな)
意味:頼りにしてすがる人や物を綱にたとえていう語。(出典:デジタル大辞泉)

ジョーカー(joker)
意味:トランプで、道化師の絵などが描いてある番外の札。最高の切り札、または手元にない札の代用として使う。ばば。(出典:デジタル大辞泉)

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