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周章狼狽とは?意味、類語、使い方・例文をわかりやすく解説

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周章狼狽

「突然のことに周章狼狽する」などのように使う「周章狼狽」という言葉。

「周章狼狽」は、音読みで「しゅうしょうろうばい」と読みます。

「周章狼狽」とは、どのような意味の言葉でしょうか?

この記事では「周章狼狽」の意味や使い方について、小説などの用例を紹介して、わかりやすく解説していきます。

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周章狼狽の意味

「周章狼狽」には次の意味があります。

あわてふためくこと。うろたえ騒ぐこと。(出典:デジタル大辞泉)

「周章」と「狼狽」のどちらも、「あわてふためく」という意味をもつ言葉。その2つを合わせることで、慌てている様子を強く表しています。

小説などでの具体的な使い方・例文は下記の通り。

使い方・例文

・突然やつて来た二人の巡査の脅威的な存在が、この周章狼狽の原因であつた。
(出典:リラダン『殘酷物語』)

周章狼狽は極めてはいるけれども、全く失神迷乱しているわけではない。
(出典:中里介山『大菩薩峠』)

・一体あの女のこの周章狼狽は何から起ったことでしょうか。
(出典:海野十三『地獄の使者』)

・だから、十一時の会合まで、予期せぬ周章狼狽をするようなことはなかった。
(出典:ホーガン『創世記機械械』)

・と思うとギクリとなって、周章狼狽させられるわけだ。
(出典:安岡章太郎『犬をえらばば』)

・その期に臨んで周章狼狽するのは憐れで惨めである。
(出典:豊島与志雄『生活について』)

・大半は周章狼狽為すところを知らなかった。
(出典:田中貢太郎『日本天変地異記』)

・喧騒と周章狼狽と恐怖が、匙家からにわかづくりの養生所の方に移されたというだけのことだ。
(出典:宮部みゆき『孤宿の人 (下)』)

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