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卸売とは?意味や使い方・例文をわかりやすく解説

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卸売

「果物の卸売」などのように使う「卸売」という言葉。

「卸売」は、訓読みで「おろしうり」と読みます。

「卸売」とは、どのような意味の言葉でしょうか?

この記事では「卸売」の意味や使い方について、小説などの用例を紹介して、わかりやすく解説していきます。

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卸売の意味

「卸売」には次の意味があります。

生産者または輸入業者から商品を仕入れ、これを小売商人に売り渡すこと。また、その業種や、その人。おろし。(出典:精選版 日本国語大辞典)

小説などでの具体的な使い方・例文は下記の通り。

使い方・例文

・佐藤は市川で笊や籠をつくって卸売をしている家の主人とは商売柄心やすくしていたので、頼み込んでその家の一間を貸してもらった。
(出典:永井荷風『にぎり飯』)

・まるで卸売のようであった。
(出典:石川達三『武 漢 作 戦』)

・両者の間に仲買いあり卸売あり小売あり数人の媒介を経て、我々の最も簡単なる需用も供給せられる。
(出典:新渡戸稲造『自警録』)

・精肉卸売小売と見える大きな店のうちへ、ずっと入っていった魯達は、そこの椅子の一つへ、でんと腰をおろした。
(出典:吉川英治『新・水滸伝』)

・その兄はシャツ、ズボン下など莫大小物の卸売をして居るので、彼女も少しミシンを稽古して置きたいと云う。
(出典:徳冨蘆花『みみずのたはこと』)

・佐藤は市川で笊や籠をつくつて卸売をしてゐる家の主人とは商売柄心やすくしてゐたので、頼み込んで其家の一間を貸してもらつた。
(出典:永井荷風『にぎり飯』)

・そこで「ラスク」の原価調査をしてみると、一斤の原料費が三十五銭、製造費十五銭、卸売費五銭で、合計五十五銭、そこへ小売店の販売差益十五銭を加えて七十銭となっていることが判った。
(出典:相馬黒光『一商人として 』)

卸売物価は、十二年一月だけで八・六パーセントも上昇、十一年十一月から十二年四月までの五カ月間では二一・九パーセントの高騰になった。
(出典:勝田龍夫『重臣たちの昭和史 上』)

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