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古今無双とは?意味、類語、使い方・例文をわかりやすく解説

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古今無双

「古今無双の傑作」などのように使う「古今無双」という言葉。

「古今無双」は、音読みで「ここんむそう」と読みます。

「古今無双」とは、どのような意味の言葉でしょうか?

この記事では「古今無双」の意味や使い方について、小説などの用例を紹介して、わかりやすく解説していきます。

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古今無双の意味

「古今無双」には次の意味があります。

昔から今までに並ぶものがないこと。(出典:精選版 日本国語大辞典)

「古今無双の天才」であれば、「昔から今にいたるまで比べるものがいないほどの天才」という意味になります。

小説などでの具体的な使い方・例文は下記の通り。

使い方・例文

・そこが筆者の眼に古今無双の奇人兼、快人と見えたのだから仕方がない。
(出典:夢野久作『近世快人伝』)

・なおまた、古今無双のドルバザンに不可能なものがあろうか?
(出典:サド/澁澤龍彦訳『ソドム百二十日』)

・何と申してよいやら、あのようなのも先ず古今無双じゃ。
(出典:佐々木味津三『旗本退屈男』)

古今無双の風呂嫌いだが、鯣のように乾いた肌をこすっても、どうせ垢すら出ないのである。
(出典:森見登美彦『有頂天家族』)

・あの古今無双の知者が信じていた!
(出典:永井隆『ロザリオの鎖』)

・風間九十郎は、日本の沙翁劇俳優として、恐らく古今無双であろう。
(出典:小栗虫太郎『オフェリヤ殺し』)

古今無双の名勝負となって今なおスキモノの語り草となっている。
(出典:西沢爽『雑学艶学』)

・わがあるじは、古今無双の智慧者でござるぞ!
(出典:柴田錬三郎『(柴錬立川文庫1) 猿飛佐助』)

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