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十中八九とは?意味、類語、使い方・例文をわかりやすく解説

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十中八九

「十中八九間違いない」などのように使う「十中八九」という言葉。

「十中八九」は、音読みで「じっちゅうはっく」と読みます。

「十中八九」とは、どのような意味の言葉でしょうか?

この記事では「十中八九」の意味や使い方や類語について、小説などの用例を紹介しながら、わかりやすく解説していきます。

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十中八九の意味

「十中八九」には次の意味があります。

一〇のうち八か九。転じて、おおかた。たいてい。ほとんど。大部分。(出典:精選版 日本国語大辞典)

十割のうちで八割か九割を占める、という意味です。
名詞的にも副詞的にも用いることができます。

小説などでの具体的な使い方・例文や類語は下記の通り。

使い方・例文

・ここでは本当に良いものだけを掲げて、十中八九は触れないことにする。
(出典:野村胡堂『楽聖物語』)

・ここで興味のあるのは、この計画の十中八九が未遂に終わっている点だ。
(出典:アンブラー/田村隆一訳『あるスパイの墓碑銘』)

・これはもう、十中八九姫路さんで代表の首を狙ってくると考えるだろう。
(出典:井上堅二『バカとテストと召喚獣 4』)

・事情を知らない人間が傍はたから見れば、十中八九立場を読み違えるだろう。
(出典:喬林知『今日からマ王 第15巻 「宝はマのつく土の中!」』)

十中八九までこの事件を、強力犯ごうりきはん係の手に渡すに違い無いと思われます。
(出典:夢野久作『一足お先に』)

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類語

大方(おおかた)
意味:だいたい。大部分。あらかた。(出典:デジタル大辞泉)

大抵(たいてい)
意味:ほとんどすべてに及ぶさま。たいがい。(出典:デジタル大辞泉)

殆ど(ほとんど)
意味: 全部とはいえないが、それに近い程度に。おおかた。大部分。(出典:デジタル大辞泉)

大部分(だいぶぶん)
意味:半分以上の部分。大きな部分。ほとんど全部。(出典:精選版 日本国語大辞典)

目八分(めはちぶん)
意味:容器の十分の八ぐらいに、物を入れること。その分量。また、物事の全体の八割ぐらい。八分目。(出典:精選版 日本国語大辞典)

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