対話
「当事者が対話する」などのように使う「対話」という言葉。
「対話」は、音読みで「たいわ」と読みます。
「対話」とは、どのような意味の言葉でしょうか?
この記事では「対話」の意味や使い方や類語について、小説などの用例を紹介しながら、わかりやすく解説していきます。
対話の意味
「対話」には次の意味があります。
・向かい合って話し合うこと。また、その話。(出典:デジタル大辞泉)
直接、向かい合ってお互いに話し合うことを意味します。
小説などでの具体的な使い方・例文や類語は下記の通り。
使い方・例文
・知らず知らずのうちに、昔の人たちと対話してしまっているんだよ。
(出典:三浦綾子『続・氷点』)
・日本人と会うこともないので、これは自分との対話のようなものだった。
(出典:吉岡忍『奇跡を起こした村のはなし』)
・ドアを開けたままの対話では、近所の耳というものがあろう。
(出典:津村秀介『異域の死者』)
・互いに説得したり、されたり、それが対話の時代ということなのである。
(出典:浅野和三郎『小桜姫物語』)
・傍観者に徹するつもりだった彼が今や直接対話を求められているのだ。
(出典:ホーガン『ガニメデの優しい巨人』)
類語
・話し合う(はなしあう)
意味:互いに話す。打ち解けて話す。語り合う。(出典:デジタル大辞泉)
・面談(めんだん)
意味:面会して直接に話すこと。面話。面議。(出典:精選版 日本国語大辞典)
・直話(じきわ)
意味:直接にする話。また、直接聞く話。(出典:精選版 日本国語大辞典)
・談話(だんわ)
意味:話をすること。会話。はなし。(出典:デジタル大辞泉)
・会話(かいわ)
意味:複数の人が互いに話すこと。また、その話。(出典:デジタル大辞泉)