インドア
「インドア派」などのように使う「インドア」という言葉。
英語では「indoor」と表記します。
「インドア」とは、どのような意味の言葉でしょうか?
この記事では「インドア」の意味や使い方や類語について、小説などの用例を紹介しながら、わかりやすく解説していきます。
インドアの意味
「インドア」には次の意味があります。
・室内。屋内。(出典:精選版 日本国語大辞典)
わかりやすく言えば「建物の中」のことです。
「インドア」の対義語は、「屋外」を意味する「アウトドア(outdoor)」です。
小説などでの具体的な使い方・例文や類語は下記の通り。
使い方・例文
・私は念のためインドアプールの位置を確認して、そこへ足を運んだ。
(出典:田中芳樹『薬師寺涼子の怪奇事件簿4 クレオパトラの葬送』)
・俺という人間は、骨の髄までインドア派というか、運動嫌いにできているらしい。
(出典:竹宮ゆゆこ『わたしたちの田村くん 第1巻』)
・あの廃工場はインドアの射的にちょうどいいので、前からよく使っているのだ。
(出典:賀東招二『フルメタル・パニック!短編集8 悩んでられない八方塞がり?』)
・この成城のインドア・テニスクラブは弓子がメンバーになっていたが、利用することは稀だった。
(出典:吉村達也『逆密室殺人事件』)
・顔立ちは驚くほど整っているが顔色は悪く、見るからにインドアな雰囲気である。
(出典:有川浩『塩の街 wish on my precious』)
類語
・内陣(ないじん)
意味:神社の本殿や仏寺の本堂の奥にあって、神体または本尊を安置しておく所。(出典:精選版 日本国語大辞典)
・店内(たなうち)
意味: みせの中。 (出典:精選版 日本国語大辞典)
・館内(かんない)
意味:大きな建物の中。特に、図書館、博物館、映画館など、「館(かん)」と呼ばれる建物の中。(出典:精選版 日本国語大辞典)
・家内(かない)
意味:家のなか。(出典:デジタル大辞泉)
・屋内(おくない)
意味:家のうち。建物の中。戸内。(出典:精選版 日本国語大辞典)