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呑兵衛とは?意味、類語、使い方・例文をわかりやすく解説

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呑兵衛

「あなたも呑兵衛ですね」などのように使う「呑兵衛」という言葉。

「呑兵衛」は「のんべえ」と読みます。

「呑兵衛」とは、どのような意味の言葉でしょうか?

この記事では「呑兵衛」の意味や使い方や類語について、小説などの用例を紹介しながら、わかりやすく解説していきます。

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呑兵衛の意味

「呑兵衛」には次の意味があります。

好んで大酒を飲む人、また、ひんぱんに酒を飲む人を人名のように表現した語。
(出典:精選版 日本国語大辞典)

「呑兵衛」は俗語です。
また「呑」は常用外漢字です。
「飲兵衛」とも表記されますが、どちらが正しいというものではありません。

具体的な使い方・例文や類語は下記の通り。

使い方・例文

・「そんなに呑兵衛に見えますか」 女はちょっと首をかしげて、ゆっくり言った。
(出典:イネス /池央耿訳 『怒りの山』)

呑兵衛横町という大森駅近くの線路脇にある細い路地でのことだという。
(出典:高見順 『如何なる星の下に』)

・今は呑兵衛になってしまった私としては、本当に懐しい気持で、当時を回想するのである。
(出典:上林暁/坪内祐三編 『禁酒宣言 上林暁 酒場小説集』)

呑兵衛先生、案外の名医だったんだね。
(出典:夢野久作 『爆弾太平記』)

呑兵衛横丁の屋台は今は跡形もない。
(出典:高見順 『敗戦日記 青空文庫滞欧txt 表紙 挿絵付』)

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類語

酒浸り(さけびたり)
意味:酒の中に浸っているかのように、絶えず酒ばかり飲んでいること。
(出典:デジタル大辞泉)

飲んだくれ(のんだくれ)
意味:大酒を飲んでひどく酔っぱらうこと。また、そのような人。よいどれ。
(出典:デジタル大辞泉)

左利き(ひだりきき)
意味:酒が好きで強いこと。また、その人。(出典:デジタル大辞泉)

酒豪(しゅごう)
意味:酒に強い人。大酒飲み。(出典:デジタル大辞泉)

蟒蛇(うわばみ)
意味:《大蛇は物をたくさん飲み込むところから》大酒飲み。酒豪。(出典:デジタル大辞泉)

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