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立つ鳥跡を濁さずとは?意味や使い方・例文をわかりやすく解説

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立つ鳥跡を濁さず

「立つ鳥跡を濁さず」、聞いたことがある人が多いのではないでしょうか?

小学校などでも習うことわざの一つですね。

私は小学校の時に校長先生がこのことわざを使ってお話ししてくれたことを覚えています。
「立つ鳥跡を濁さず」とはどのような意味のことわざでしょうか?

この記事では「立つ鳥跡を濁さず」の意味や使い方について、小説などの用例を紹介しながら、わかりやすく解説していきます。

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立つ鳥跡を濁さずの意味

「立つ鳥跡を濁さず」には次の意味があります。

立ち去る者は、あとが見苦しくないようにすべきであるということ。退きぎわの潔いことのたとえ。(出典:デジタル大辞泉)

私は小学校の頃、校長先生が「立つ鳥跡を濁さず」と言ってくれ、それの意味は、小学校で遊具で遊んだ後は、元のようにしっかり戻しなさいという意味で言ってくれていました。
元通りにするということ、また立退く時の潔さについても述べることができることわざですね。

具体的な使い方や例文は下記の通りです。

使い方・例文

立つ鳥跡を濁さず、ともいう。 本来なら引き継ぎに最低一週間は必要だが、緊急事態が発生したのだから仕方がない。
(出典:高杉良『金融腐蝕列島(上)』)

・卒業証書と高等部最後の成績表を受け取り、上履きも手提げに入れた。 立つ鳥跡を濁さず。心は見上げた空のように、さわやかだ。
(出典:)

・最期くらい、立つ鳥跡を濁さず。 そもそも他人に迷惑を掛けてはいけないということは、保育園のお約束レベルの人としての基本だろう。
(出典:日明恩『埋み火』)

・その間にリビングを掃除し、僕が生活することで散らかってしまった物置も掃除しよう。 立つ鳥跡を濁さずという諺を思い出す。
(出典:西尾維新『少女不十分』)

立つ鳥跡を濁さずとは言うが、我々は大黄河の濁りもかくやというほどに、渾身の力を振り絞って跡を濁した。(出典:森見登美彦『四畳半神話大系』)

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