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雨降って地固まるとは?意味や使い方・例文をわかりやすく解説

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雨降って地固まる

「雨降って地固まる」、どこかで耳にしたことがあるのではないでしょうか?

ビジネスでもたまに聞くかもしれないことわざの一つですね。

しかし、このことわざの意味を説明しようとすると少し難しいかもしれません。

この記事では「雨降って地固まる」の意味や使い方について、小説などの用例を紹介しながら、わかりやすく解説していきます。

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雨降って地固まるの意味

「雨降って地固まる」には次の意味があります。

ごたごたや変事のあとでは、前よりも事態がよく治まることのたとえ。(出典:大辞林)

ごたごたや変事というのは、雨が降っている様子のことですね。
そして、前よりも事態がよく治まることだというところは、地固まるというところで表現されています。
悪いことが起こっても、かえってよりしっかりした状態になるということの例えです。

具体的な使い方や例文は下記の通りです。

使い方・例文

雨降って地固まるというか、大事の前に小事が消え去ったのだろう。 
(出典:今野緒雪『マリア様がみてる 30 キラキラまわる

・しかし、自然にやきもちをやくのも無理はない、雨降って地固まる、でね。
(出典:ボーマルシェ/辰野隆訳『フィガロの結婚』)

・すべからく挙用すべきである〟 との内議あるやに仄聞している。 まことに雨降って地固まるのたとえの通りである。 
(出典:海音寺潮五郎『平将門 下巻』)

・秀一の中には、もしかすると雨降って地固まるのではないかという、淡い期待もあった。
(出典:貴志祐介『青の炎』)

・ 雨降って地固まるというか、ケンカして仲良くなるというか、前よりもいっそう沙希が好きになっている自分がいた。
(出典:わかつきひかる『AKUMAで少女 01』)

・カモミールにしてもこの状況は良くないのは理解しているが、それ以上に面白く思っている。 雨降って地固まるともいうし、上手くいけば前以上にネギはアスナと親密になれるだろう。 
(出典:言乃葉『出席番号32番 衛宮』)

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