スポンサーリンク

地の利とは?意味や使い方・例文をわかりやすく解説

スポンサーリンク

地の利

「地の利を得る」などのように使う「地の利」という言葉。

「地の利」は、音読みで「ちのり」と読みます。

「地の利」とは、どのような意味の言葉でしょうか?

この記事では「地の利」の意味や使い方について、小説などの用例を紹介して、わかりやすく解説していきます。

スポンサーリンク

地の利の意味

「地の利」には次の意味があります。

土地の位置や形状が、物事をするのに都合よくできていること。(出典:デジタル大辞泉)

言い換えて言うと、有利な場所、便利な地理を意味します。

小説などでの具体的な使い方・例文は下記の通り。

使い方・例文

・実際に足を運んでみると、そこは思いのほか地の利がいいというのがわかった。
(出典:篠田節子『女たちのジハード』)

・それは東西南北の四つの街道がここで合している地の利を見てもわかる。
(出典:松本清張『赤い氷河期』)

地の利がある分、みんな逃げるのに有利な地形を熟知しているのだろう。
(出典:竜騎士07『ひぐらしのなく頃に 1 鬼隠し編』)

・要するにこの地は、防御に気を使わなくていいほど地の利が悪いのだ。
(出典:小川一水『風の邦、星の渚 レーズスフェント興亡記』)

・といふのは前にもいふ如く地の利を得て居るからである。
(出典:原勝郎『日本史上の奥州』)

・倶利伽羅峠の勝利も、地の利と敵の心理を読むことによって得られた。
(出典:青木雨彦『平家物語の知恵』)

・もともと、車の機動性に密着してつくられた施設だから、地の利はいい。
(出典:森村誠一『精神分析殺人事件』)

・が、多少の地の利はあっても、訓練された人間を手玉に取れるはずがない。
(出典:鎌池和馬『とある魔術の禁書目録 第13巻』)

タイトルとURLをコピーしました