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頭が上がらないとは?意味、類語、使い方・例文をわかりやすく解説

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頭が上がらない

「借金があるので頭が上がらない」などのように使う「頭が上がらない」という言葉。

「頭が上がらない」は、「あたまがあがらない」と読みます。

「頭が上がらない」とは、どのような意味の言葉でしょうか?

この記事では「頭が上がらない」の意味や使い方や類語について、小説などの用例を紹介して、わかりやすく解説していきます。

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頭が上がらないの意味

「頭が上がらない」には次の意味があります。

引け目を感じて対等な関係に立てない。(出典:デジタル大辞)

相手とは対等の立場に立って振る舞うことが出来ない様を表します。
ほかにも「病気が重くてから頭を起こせない」という状況を表すときにも用います。

小説などでの具体的な使い方や類語は下記の通り。

使い方・例文

・さっきも言ったように、うちの主人はわたしやパパに頭が上がらないの。
(出典:大藪春彦『唇に微笑心に拳銃 前・後編』)

・婿養子であるという立場を差し引いても、女房には頭が上がらないのだ。
(出典:岩井志麻子『夜啼きの森』)

・大臣と呼ばれた人の方も教授には頭が上がらない様子だった。
(出典:小林めぐみ『ねこのめ 第1巻 天秤の錯覚』)

・何となくいつも頭が上がらないという気がするのではないだろうか。
(出典:群ようこ『モモヨ、まだ九十歳』)

・これは何と申しても私一生の失敗であると、いまでも主人の前に頭が上がらないのであります。
(出典:相馬黒光『一商人として 』)

類語

唯唯諾諾(いいだくだく)
意味:少しもさからわずに、いいなりになるさま。(出典:精選版 日本国語大辞典)

頭が下がる(あたまがさがる)
意味:敬服する。感服する。(出典:デジタル大辞泉)

後塵を拝する(こうじんをはいする)
意味:権力のある人に追従する。人にこびへつらう。(出典:精選版 日本国語大辞典)

追従(ついしょう)
意味:他人の気に入るような言動をすること。こびへつらうこと。また、その言動。(出典:デジタル大辞泉)

恐れ入る(おそれいる)
意味:相手に失礼したり、迷惑をかけたりしたことに対して、申し訳なく思う。(出典:デジタル大辞泉)

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