規格外
「規格外の野菜」などのように使う「規格外」という言葉。
「規格外」は、音読みで「きかくがい」と読みます。
「規格外」とは、どのような意味の言葉でしょうか?
この記事では「規格外」の意味や使い方や類語について、小説などの用例を紹介して、わかりやすく解説していきます。
規格外の意味
「規格外」には次の意味があります。
・製品や農作物などが、定められた基準に当てはまらないこと。(出典:デジタル大辞泉)
「規格外の野菜」は「基準に当てはまらない野菜」という意味です。
小説などでの具体的な使い方や類語は下記の通り。
使い方・例文
・連日規格外の死など視たものだから、数段階進んでしまっただけのことだ。
(出典:事務狂『fate/stay night 月姫 (TYPE-MOONクロスオーバーの最高峰、文庫5~6巻のボリューム)』)
・周りの騒ぎを気にもしない姿勢は、やはり規格外の大物というべきか。
(出典:片山憲太郎『紅 第4巻 ~醜悪祭~ (下)+公式ファンブック 書き下ろし小説 「祭の後」』)
・その、あまりにも規格外の敵を前にして、黒い巨人はなお最強だった。
(出典:奈須きのこ『Fate/stay night 凛 Unlimited Blade Works GoodEnd -sunny day』)
・自分では規格外と思っても、すでに書かれていては、規格品になってしまう。
(出典:星新一『きまぐれ博物誌・続』)
・帝海の規格外品ばかり集めて、軍令部は我々になにをさせるつもりなんでしょう?
(出典:福井晴敏『終戦のローレライ(下)』)
類語
・重量級(じゅうりょうきゅう)
意味:同類の中で特に重量・容量の大きいもの。(出典:デジタル大辞泉)
・無限大(むげんだい)
意味:限りなく大きいこと。大きさが限りないこと。また、そのさま。(出典:精選版 日本国語大辞典)
・大ぶり(おおぶり)
意味:普通より大きめであるさま。(出典:精選版 日本国語大辞典)
・倍大(ばいだい)
意味:2倍の大きさ。(出典:デジタル大辞泉)
・大粒(おおつぶ)
意味:粒が大きいこと。大きな粒。また、そのさま。(出典:デジタル大辞泉)