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無遠慮とは?意味や使い方・例文をわかりやすく解説

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無遠慮

「無遠慮な言動」などのように使う「無遠慮」という言葉。

「無遠慮」は、音読みで「ぶえんりょ」と読みます。

「無遠慮」とは、どのような意味の言葉でしょうか?

この記事では「無遠慮」の意味や使い方について、小説などの用例を紹介して、わかりやすく解説していきます。

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無遠慮の意味

「無遠慮」には次の意味があります。

遠慮をせず、好きなように振る舞うこと。また、そのさま。(出典:デジタル大辞泉)

漢字の通り「遠慮が無いこと」を意味する言葉です。
図々しく失礼な様子を表し、悪い意味で使われます。

小説などでの具体的な使い方・例文は下記の通り。

使い方・例文

無遠慮な目で自分の主人を眺めたのは、はじめてであった。
(出典:半村良『魔女街』)

・新聞記者ほどではないが、私に無遠慮な質問をするものが少くなかった。
(出典:甲賀三郎『血液型殺人事件』)

・ゆっくりと顔をあげて、その視線を、この無遠慮な観察者へと向けてくる。
(出典:枯野瑛『銀月のソルトレージュ1 ひとつめの虚言』)

・彼らは我々のように無遠慮な批評がましい観察などしなかったにちがいない。
(出典:亀井勝一郎『大和古寺風物誌』)

・かなり無遠慮にさぐる目をつかうのも彼女の職業のさせることだろう。
(出典:宮本百合子『日記』)

・私はとろんとした目つきで彼ら一同を無遠慮にながめまわしてやった。
(出典:ドストエフスキー/中村融訳『地下生活者の手記』)

・そういうことは無遠慮に、軽薄に語るべきではないように私には思われる。
(出典:遠藤周作『ぐうたら人間学』)

・その次には気のかないボンボン時計の大きな音が無遠慮に耳に響いた。
(出典:夏目漱石『彼岸過迄』)

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