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灌漑とは?意味や使い方・例文をわかりやすく解説

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灌漑

「灌漑に用いる」などのように使う「灌漑」という言葉。

「灌漑」は、音読みで「かんがい」と読みます。

「灌漑」とは、どのような意味の言葉でしょうか?

この記事では「灌漑」の意味や使い方について、小説などの用例を紹介して、わかりやすく解説していきます。

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灌漑の意味

「灌漑」には次の意味があります。

農作物の生育に必要な水を、水路を引くなどして供給し、耕作地をうるおすこと。(出典:デジタル大辞泉)

「灌」には「酒を地に注いで神を招く」、「漑」には「器の中に水を一杯注いで満たす」という意味があります。
なお、ため池やダムのことを灌漑施設といいます。

小説などでの具体的な使い方・例文は下記の通り。

使い方・例文

・一九六五年の夏、ここでさらに灌漑用の水路の跡が発見されています。
(出典:石田英一郎『日本文化論』)

・土手の下に灌漑用の水利施設らしい建物の煉瓦の壁が、物憂く赤かった。
(出典:日野啓三『聖岩 Holy Rock』)

灌漑用の溝が氾濫し、つまずいてのめり込むたびに腰まで水につかった。
(出典:オーウェル/高畠文夫訳『カタロニア讃歌』)

・かれらは灌漑用の掘割をとおし、ここに町を作って、文明を栄えさせました。
(出典:フィリップ・J・ファーマー『階層宇宙シリーズ 1 階層宇宙の創造者』)

・そこから、灌漑かんがいの水を取る水路が分かれているのだ。
(出典:藤沢周平『風の果て(下)』)

・そこにはまた、灌漑用の水路の水もあるはずだった。
(出典:バローズ/小西宏訳『火星のチェス人間』)

・我々は水田の間を何マイルも何マイルも走ったが、ここで私は水車が灌漑用の踏み車として使用されているのを見た。
(出典:モース・エドワード・シルヴェスター『日本その日その日』)

灌漑用のダムなのであろう。
(出典:井上靖『私の西域紀行(上)』)

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